東京・国分寺市の緊縛強盗事件 “リクルーター役”の男（31）をきょう逮捕へ　埼玉・所沢市事件と同じ実行役（25）を国分寺市事件でも勧誘か　警視庁

去年、東京・国分寺市で現金およそ550万円などが奪われた緊縛強盗事件で、警視庁が、実行役を勧誘したとされる男をきょう、逮捕する方針を固めたことが分かりました。

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この事件は、去年9月30日未明、2人組の男が国分寺市の戸建て住宅に押し入り、60代の女性を粘着テープで縛って暴行を加え、現金およそ550万円などを奪って逃走したものです。

女性は全治3か月の重傷を負いました。

その後の捜査関係者への取材で、警視庁が、愛知県知多市の会社員・名倉優也被告（31）を、この事件の実行役を勧誘したとして、きょう、強盗傷害などの疑いで逮捕する方針を固めたことが分かりました。

名倉被告は、埼玉県所沢市で起きた別の強盗傷害事件で、▼森田梨公哉被告（25）、▼佐藤聖峻被告（25）らの「リクルーター」役を務めたとして、すでに起訴されています。

名倉被告は、国分寺市の事件では佐藤被告を犯行に勧誘したとみられています。

また、名倉被告は犯行後、実行役を勧誘した報酬として、事件で奪われたおよそ550万円のうち4万円を受け取っていたことなども分かっていて、警視庁は、金の流れや指示役の存在など全容解明を急ぐ方針です。