とある保護犬の物語に、多くの人が涙したようです。ボロボロで保護されたわんこの、6ヶ月後の姿とは…。
今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「8vora0965333198」に投稿された1本の動画です。動画は1万3000回以上も再生され、「想いが繋がったんですね」「よく頑張ったね」「素敵なご縁があって本当に良かった」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
ゴミの中で生きてきた犬
熊本県南部にて、収容された動物の保護・譲渡を行っている『はちボラ』さん。今回は、とあるわんこの物語について紹介されています。積もるゴミの中で発見された『そぼろ』ちゃんです。
そぼろちゃんの出自については不明なものの、心身の状態の悪さは長く劣悪な環境で過ごしてきたことが推測されました。皮膚は疥癬に侵されており、傷口からは体液が流れているというひどい有様だったのです。そぼろちゃんは、そんな環境の中から救いを求めるように保護へと至ったと説明されています。
隔離して本格的な治療へ
そぼちゃんは、綺麗にシャンプーしたあと県の旧管理センターにて隔離治療が行われることになりました。八代保健所犬舎には隔離場所がなく、他にもたくさんの保護動物たちが暮らしていたため、治療をしなければ収容出来ませんでした。
センターの職員さんに薬を預け、治療に協力してもらったそう。そして、ついに八代保健所犬舎へと移動することができたといいます。はちボラメンバーの懸命な治療とケアで、そぼろちゃんの状態はみるみる改善。ふわふわの立派なわんこの姿になりました。
面倒見のいいそぼろちゃん
八代保健所犬舎に居を移したそぼろちゃんは、他のわんこたちとあっという間に打ち解けました。もともと面倒見のいい性格だったのでしょう。ここにはさまざまなわんこが暮らしていましたが、そぼろちゃんが面倒を見る様子がたびたび見られたといいます。
そしてついに、はちボラメンバー全員が願っていた念願の展開が…。そぼろちゃんを家族にしたいという里親さんが現れ、正式に譲渡されることが決まったのです。
残念ながら譲渡後2ヶ月ほどで末期がんにより天寿を全うしてしまったとのことですが、最期は穏やかなときを過ごせたと、里親さんから連絡を受けたそうです。
辛い過去を乗り越え、最後の最後に幸せを掴んだそぼろちゃん。たくさんの愛と優しさに触れ、幸せを感じながらの最期ではないでしょうか。
この投稿には、「今までの頑張りが実ったんですね」「優しい家族と幸せにね」「これからもたくさん幸せでいてね」など、多くのコメントが寄せられています。
Instagramアカウント「8vora0965333198」には、他にも保護動物たちの可愛い姿がたくさん投稿されています。是非チェックしてみてくださいね!
写真・動画提供:Instagramアカウント「8vora0965333198」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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