【春の高校バレー】ロンドン五輪銅の大友愛さんを母に持つ共栄学園・秋本美空 自身初のベスト4進出 ！ 日本一へあと2勝

■バレーボール全日本高校選手権 女子3回戦、準々決勝（7日、東京体育館）

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3度目の優勝を目指す共栄学園（東京）が3回戦で2023年大会の覇者、古川学園（宮城）を、準々決勝で東九州龍谷（大分）をストレートで下し4強入りした。

共栄学園は、元日本代表でロンドン五輪銅メダルの大友愛を母に持つ、キャプテンでエースの秋本美空（3年）が攻撃をけん引。世代屈指のアタッカーとして攻撃の主軸を担い、身長184センチの高さをいかした強烈なスパイクで得点を量産していく。さらにフェイントを駆使した緩急自在の攻撃で宮城の強豪・古川学園を翻弄。高校最後の春高でまずはチームをベスト8へ導いた。

その後行われた東九州龍谷との準々決勝でも秋本の活躍でストレート勝ち。秋本は3回目の出場で初の準決勝進出を決めた。スタンドから声援を送った母・大友愛さんも涙を流して勝利を喜んだ。

試合後、秋本は母の愛さんから「相手に合わせないでやって、自分たちのプレーをやりなさい」とアドバイスされたと話し、「次は日本一を取った学校（就実）なので、ビビらないよう皆で攻め続けられるような試合をしたいです」と意気込んだ。