日本付近で冬型の気圧配置が強まっている影響で、あさってにかけ、本州の日本海側を中心に雪が降り続き、平地でも警報級の大雪となる可能性があります。気象庁は積雪や交通障害などに警戒するよう呼びかけています。一部で交通障害が起きている岐阜の状況をお伝えします。
【動画】雪道で一時、立往生する車も…大雪で通行止め NEXCO中日本は通行止めの解除について「全く見通しが立っていない」 岐阜
岐阜県の山間部では、きのう夜から雪が強まり始め、白川村で1メートル25センチ、郡上市長滝で80センチと、きのうの同じ時間に比べて40センチ以上積雪が増えています。
こちらは午前7時ごろに撮影された岐阜県郡上市の国道156号です。雪道で一時、立往生する車が見られました。
東海北陸道はこの大雪のため、郡上市の白鳥インターチェンジと高山市の飛騨清見インターチェンジの間が上下線で通行止めになっています。NEXCO中日本は除雪作業を進めていますが、通行止めの解除については「全く見通しが立っていない」ということです。
東海地方はあさってにかけて、山地を中心に平地でも大雪になる見込みです。岐阜県の山地では、あす午前6時までに70センチの降雪が予想され、その後、雪の量はさらに増える見込みです。