アメリカのバイデン大統領が大統領選から撤退していなかったら共和党のトランプ候補に勝てたと思うとの見解を示しました。
アメリカの新聞USAトゥデイは8日、バイデン大統領の単独インタビューの内容を掲載しました。
この中でバイデン大統領は、「大統領選から撤退しなかったら勝てたと思うか?」と聞かれ、「おこがましいが世論調査を見れば、そう思う」と答えました。一方で、「さらに4年間、大統領職を務める気力があったと思うか?」との質問に対しては「わからない」と返しました。
また、バイデン大統領は去年11月にトランプ次期大統領とホワイトハウスで会談した際、トランプ氏に批判的だった共和党のリズ・チェイニー元議員らを念頭に「報復を行うべきではない」と伝えたことを明らかにしました。
バイデン大統領は、チェイニー氏らがトランプ新政権のもとで刑事訴追を受けないよう「予防的恩赦」を行うことを検討しているとしています。