自民・公明両党の幹事長は、9日、石破総理と会談し、来週から中国・北京を訪問して中国共産党との対話枠組み「与党交流協議会」に参加することを伝えました。
自民党の森山幹事長と公明党の西田幹事長は9日、総理官邸で石破総理と会談し来週13日から15日の日程で中国・北京を訪問し「与党交流協議会」に参加することを伝えました。
西田氏によりますと、石破総理は「日本と中国の間で、いろんなレベルでの交流を重ねていくことを希望する」と述べたということです。
また森山氏は、石破総理からの親書を持って訪問するとの見通しを明らかにした上で、次のような認識を示しました。
自民党 森山裕 幹事長
「総理の方からもできるだけ早く中国を訪ねたいというご意向を持っておられるんだなということは、よくわかりました」
両氏は、協議会や要人との会談で世界経済や北朝鮮によるミサイル問題に加えて、在留邦人の安全確保など幅広い分野で議論が交わされるとの見通しを示しました。