受験シーズンを前に、全国大会に出場した目黒学院高校のラグビー部員と警視庁などが東京・中目黒で受験生への痴漢行為の撲滅を呼びかけました。
目黒学院高校の生徒
「痴漢撲滅するぞ!せーの!おー!」
華麗なパスでトライを決めたのは、先月末から今月7日まで開かれた全国高校ラグビー大会に出場した、目黒学院高校ラグビー部の選手たちです。
大学入学共通テストをあさってに控えたきょう、選手らは東京・中目黒駅前で、警視庁や東急電鉄の職員らとともに受験生への痴漢行為の撲滅を呼びかけました。
警視庁によりますと、受験シーズンのSNSには「入試会場に向かう受験生は急ぐため、被害を申告しない」などと痴漢をあおる書き込みが多く、実際に受験生を狙った被害が起きています。
目黒学院高校ラグビー部 岩崎ヴィージェー純 選手
「同じ男として(男による痴漢行為は)本当に恥ずかしいです。やめてください」
濵田勝行目黒警察署長は「痴漢行為を見かけたら被害者を助けてあげてほしい」としています。