去年の東京都知事選挙に立候補したAIエンジニアの安野貴博氏が今年の参議院選挙などを見据え、新たなプロジェクト「デジタル民主主義2030」を始めることを発表しました。
AIエンジニア 安野貴博氏
「今回、複数のオープンソースの開発プロジェクト『デジタル民主主義2030』を開始します」
安野氏は去年11月、デジタル技術で行政改革を行う都の外郭団体のアドバイザーに就任していますが、今回、それとは関係なく、新たなAIプロジェクトを立ち上げました。
その名も「デジタル民主主義2030」。2030年までに日本が世界で最もデジタル民主主義が進んだ国になることを目指すといいます。
まずは、今年行われる東京都議会議員選挙や参議院選挙に向け、民意によって政策立案につなげるシステムと政治資金の収支を可視化するツールを、新たに立ち上げるとしています。
これらは、希望する自治体や政党、政治家に無償で提供するということです。