フランスのパリ市がイーロン・マスク氏が所有する「X」での発信を停止すると発表しました。誤った情報の増加や暴力的なコメントを助長しているなどと指摘しています。
フランスのパリ市はこれまで「X」での発信を行ってきましたが、20日から停止すると発表しました。理由について、パリ市は「誤った情報の増加や暴力的なコメントを助長している」としています。
また、「X」を所有するイーロン・マスク氏がドイツの極右政党の共同代表とX上で対談し、投票を呼びかけたことなどを念頭に、「ドイツやイギリスなどの民主的な生活に干渉している疑いがある」などと指摘しています。
「X」をめぐっては、ドイツやオーストリアの60以上の大学や研究機関も「このプラットフォームには、多様性、自由、科学を促進する価値観はもはや存在しない」として利用を停止すると発表しています。