きのう未明、埼玉県越谷市の路上で男性3人が刃物で切りつけられ、重傷を負った状態で見つかった事件で、警察は現場の状況などから殺人未遂事件と断定し、先ほど特別捜査班を設置しました。
この事件はきのう午前0時20分ごろ、越谷市西新井の路上でベトナム国籍の男性(26)とベトナム国籍とみられる男性2人が刃物で切りつけられ、重傷を負った状態で見つかったものです。
警察によりますと、3人は現在、治療を受けているということですが、いずれも意識はあるということです。
警察の任意の事情聴取に対し、ベトナム国籍の男性が「複数のベトナム人に刃物で襲われた」と話していることや、現場から血痕がついている包丁など刃物5本が押収されていることから、警察は殺人未遂事件と断定して特別捜査班を設置し、70人体制で捜査を進めています。