愛猫が『ずっと体を舐め続ける』ときの理由4選 心身のトラブルサインかも?

2025-01-22 11:00

猫は異常がなくても1日のうちの2〜4時間ほど毛づくろいをしています。そのため飼い主さんにとっては、猫が体を舐めているのは、日常の光景と言えるでしょう。しかしいつも以上に体を舐めているときは、なんらかの異常が起きている可能性があります。今回は、猫が執拗に体を舐め続ける理由を4つ紹介します。

1.ストレス

毛づくろいをする猫

猫はストレスを感じたときに、毛づくろいをして気持ちを落ち着かせようとします。この行動は猫にはよく見られるもので、異常なことではありません。

しかし過剰に毛づくろいをするようなら要注意です。強いストレスを感じている可能性があります。

猫がストレスを感じる原因には以下のことが考えられます。

  • 環境の変化
  • 家族構成の変化
  • 来客
  • 騒音
  • 運動不足

人間にとっては些細な変化でも、猫には大きなストレスになってしまうことがあります。たとえば、引越しや模様替え、新たに猫を迎えた、近所で工事が始まったなどがストレスの原因になります。

ストレスの原因に心当たりがある場合は取り除くようにしましょう。不明な場合は、猫が安心して過ごせる静かな隠れ家を用意してあげる方法も良いかもしれません。

猫の習性や性格を考えて、何が負担となるかを見つけてあげることが大切です。

また飼い主さんと信頼関係が築けている猫にとって、一緒におもちゃで遊ぶことはストレス発散になります。

信頼関係を築き、距離が縮まったら短時間でもかまいませんので、ぜひいっしょに遊ぶ時間を作ってあげてください。

2.皮膚トラブル

首に皮膚の荒れがある猫

猫は皮膚病などの皮膚トラブルがあると、過剰に体を舐めてしまうことがあります。

おもな皮膚トラブルには以下のようなものがあげられます。

  • アレルギー性皮膚炎
  • 真菌などの感染性の皮膚炎

アレルギー性皮膚炎は食べ物、ノミ・ダニ、ハウスダスト、金属などがアレルゲンとなり、かゆみや発疹、脱毛などを引き起こします。

次に、真菌や細菌の感染による皮膚病です。ブドウ球菌などの常在菌が、免疫力や抵抗力が下がったときに悪さをすることもあり、油断ができません。

また頻繁に舐めているときには、舐性皮膚炎にも注意が必要です。舐性皮膚炎はストレスなどで、体を舐めすぎたことが原因で起きる皮膚トラブルです。ひどくなると皮膚が傷つき、筋組織が露出してしまうこともあります。

3.ノミへの感染

足先を舐める猫

ノミアレルギーの猫はノミに噛まれることで激しいかゆみを伴うノミアレルギー性皮膚炎をおこします。

大量寄生によって、ノミが移動することでもぞもぞとした違和感でかゆみを伴ったり、皮膚のコンディション自体が悪化することで皮膚トラブルを併発するため痒みを感じる場合などがあります。

おもな症状は以下となります。

  • 激しいかゆみ
  • 脱毛
  • フケ
  • 丘疹

ノミ感染による皮膚トラブルは程度によっては強い痒みにつながり、耐えきれずにしきりに舐めたり、噛んだり、掻きむしったりするようになります。

ひどくなると体中が傷だらけになってしまうことも。早めに動物病院を受診して対処しましょう。

ノミ感染による皮膚トラブルは、ノミを予防することで防ぐことができます。

これまでは梅雨の前後から夏にかけて増えるイメージがありましたが、最近は温暖化などの気候変化によって年中発生のリスクがあります。獣医師に相談のもと予防を徹底しましょう。

またお家の外に出ない猫の場合も同居動物や飼い主さんの衣服に付着してなどの原因で感染する危険性もあります。しっかりと予防しましょう。

4.痛みがある

腕に包帯をまかれる猫

猫は体に痛みを感じると、気になってその場所を舐めることがあります。原因には、関節炎や膀胱炎、ケガなどが考えられます。

猫がしきりに体を舐めているときは、ケガをしていないか、歩き方に異常はないか、排泄の回数や量など、いつもと違う様子はないかを確認しましょう。

猫は基本的に痛みを隠す動物ですから、猫が気になるような痛みや違和感などの症状があらわれているということは、何かの変化が起こっている危険性が高く、早期発見につなげられる可能性があります。

もし気になる様子が見られたら、早めに動物病院を受診して、獣医師に相談することをおすすめします。

まとめ

毛づくろい中の猫

猫は毛づくろいなどで日常的に体を舐めますが、体を舐め続けるときにはなんらかの病気や強いストレスが原因となっているかもしれません。病気の可能性がある場合は、早めに動物病院を受診し対処しましょう。

また環境の変化や家族構成の変化など、ストレスの原因に思い当たることがある場合は、原因を取り除く、安心できる場所を用意するなど、ストレスを解消できるように対策をしましょう。

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