空いた時間で働く「スキマバイト」で働いた際に仕事上のトラブルを経験した人がおよそ半数に上ることが「連合」による初めての調査で明らかになりました。
労働組合の中央組織「連合」は、「スキマバイト」が急速に広がっていることを受け、去年12月、「スキマバイト」の経験がある1000人に対してインターネット上でアンケート調査を行いました。その結果、仕事上のトラブルを経験した人は46.8%とおよそ半数に上りました。
トラブルの内容としては「仕事内容が求人情報と違った」と答えた人が19.2%と最も多く、次いで「業務に関して十分な指示や教育がなかった」という人17.7%でした。(複数回答)
また、「スキマバイト」で働こうと思った理由で最も多かったのは「生活のために収入を得たい」の27.1%で、次いで「空いている時間を有効活用したいから」の24.5%でした。(複数回答)
調査を行った「連合」は、「現行の法制度における規定で十分に労働者を守ることが可能なのか検証し、ルールを整備していくことが必要」だとしています。