静岡県教育委員会は23日、県中部の中学校に勤務する男性教諭(27)を、停職4か月の懲戒処分にしたと発表。
下着や胸元が見える写真
県教委によると、教諭は昨年5月ごろ、以前勤務していた中学校を卒業した女子高生と、SNSで不適切なやり取りを行った。
具体的には、性的な内容のメッセージを送信したり、下着や胸元が見える写真を送らせたりした。
別の卒業生が情報提供
教諭は、やり取りをした生徒の中学時代に、部活動・副顧問を務めていた。
別の卒業生から、情報提供があり、今回の事案が発覚。
教諭は、県教委の聞き取りに「SNSでのやり取りは、まずいと思っていた」と話した。
人身事故で相手を死亡させる
また、2023年12月29日に人身事故を起こし、相手女性を死亡させた県教委事務局の男性班長(54)。
免許取り消しと罰金100万円の刑事処分を受けたが、今回停職6か月の懲戒処分となった。
教育長が深くおわび
静岡県の池上教育長は「不祥事防止対策に取り組む中、複数の教職員がこのような非違行為を行ったことは、児童・生徒、保護者をはじめ、県民の皆さまに深くおわび申し上げます」と謝罪。
また「職員全体の一層の綱紀粛正と使命感・倫理観の高揚を図り、教育行政の信頼回復に努めてまいります」などとコメントした。