伊豆大島の海岸に骨…リゾートバイト女性（37）の遺体を遺棄したなどの疑い　大島に住む交際相手の男（45）を逮捕　過去に警察にトラブル相談も　警視庁

東京・伊豆諸島の大島町で女性の遺体を遺棄したなどとして交際相手の男が逮捕された事件で、男が過去に複数回、被害女性とのトラブルを警察署に相談していたことが分かりました。

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捜査員に連れられてヘリコプターに乗る男。きょう未明に逮捕された大島町の柳瀬宗達容疑者（45）は、交際相手の高瀬静香さん（当時37）の遺体を大島の海岸に遺棄したなどの疑いがもたれています。

去年10月、この海岸で焼けたような痕がある大腿骨などが見つかり、DNA型鑑定で、去年9月から行方不明だった高瀬さんのものと判明していました。

高瀬さんは2019年から大島町の飲食店でリゾートバイトとして働いていて、客の柳瀬容疑者と交際していました。

高瀬さんと一緒に働いていた人
「お客さんからも気に入られているような子。静香ちゃんは（柳瀬容疑者を）『好き好き好き』というのが伝わる。酔っ払ったら彼氏に電話かけちゃう」

柳瀬容疑者と高瀬さんを知る人 
「もうびっくり本当に。小さい頃から知ってるから。（高瀬さんの行方不明について）連絡があったかと聞いたら（柳瀬容疑者が）『ない』と言うから」

その後の取材で、柳瀬容疑者が過去に2回、高瀬さんとの交際をめぐるトラブルで大島署に相談をしていたことが分かりました。「高瀬さんからの電話がしつこい」などの内容だったということです。

柳瀬容疑者と高瀬さんを知る人
「（去年5月ごろに）パトカーがとまっていた。そういう問題があったからこういうことがあったのかな」

柳瀬容疑者は容疑を認めているということで、警視庁は、男女トラブルが動機とみて調べています。