日銀が政策金利を年率0.25％から0.5％に引き上げ決定　円安を是正する狙いか

日銀はさきほど政策金利を年率0.25％から0.5％に引き上げることを決めました。中継です。

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半年ぶりの利上げで、ドル円相場では1円ほど円高が進んでいて、現在は1ドル＝155円20銭台で取引されています。

政策金利の0.5％への引き上げは、日銀の政策委員のうち、賛成8、反対1で決まったもので、2008年10月以来の金利水準になります。

日銀は結果と同時に公表した「展望レポート」で、円安やコメの価格上昇を理由に物価が「上振れている」と指摘し、物価の見通しを3か月前に比べて、▼今年度は0.2％、▼来年度は0.5％引き上げました。

利上げには、歴史的水準にある円安を是正する狙いもあるとみられます。

午後の会見では植田総裁がどんな経済の見通しを示すか、そして利上げを続ける姿勢をにじませるかが焦点です。