今月26日に行われる大相撲初場所の千秋楽で、石破総理大臣みずから優勝力士に対し、内閣総理大臣杯を授与することになりました。
去年11月に行われた大相撲九州場所では、内閣総理大臣杯授与式に石破内閣の関係者が出席せず、日本相撲協会の八角理事長が優勝杯を手渡しています。
この日、石破総理は故・三笠宮妃百合子さまの通夜に参列していましたが、総理大臣杯の授与は地方開催場所では、地域ゆかりの国会議員や閣僚のほか、内閣官房副長官が授与役を務めることが多く、SNS上では代理を立てない対応に疑問の声が上がっていました。
当時、林官房長官は「日程の都合がつかなかったため、政府関係者の出席を見送った」と説明しています。
総理大臣みずからが優勝杯を授与することは極めてまれで、2019年5月にアメリカのトランプ大統領が日本を訪れた際、安倍元総理大臣がともに取組を観戦し、優勝杯を手渡して以来、およそ6年ぶりとなります。