千葉県銚子市の養鶏場で死んだニワトリが数羽見つかった問題で、きょう、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認され、県は飼育されているニワトリ39万羽の殺処分を行うことにしました。
千葉県によりますと、銚子市の養鶏場できのう、高病原性鳥インフルエンザが疑われるニワトリが見つかり、遺伝子検査を実施していましたが、きょう、陽性が確認されました。
県はこの養鶏場で飼育されているニワトリおよそ39万羽をきょうから殺処分するということです。
千葉県では今季9例目となり、今月だけで銚子市と旭市の7つの養鶏場で鳥インフルエンザが確認されていて、およそ159万羽が殺処分されています。
農林水産省は今月20日から、千葉県に現地対策本部を設置し、迅速な情報共有や支援などを行っています。