猫をなでたり抱っこしたり、スキンシップをすると猫も人もうれしくなります。しかし、猫が楽しめない場合もあるのです。楽しくスキンシップをするために事前に確認したいことをご紹介します。
1.猫がスキンシップを望んでいるか
人が猫とスキンシップしたいと思っていても、猫がスキンシップを望んでいない場合もあります。人に慣れていない猫や、警戒している猫は、人に触られることを怖いと感じていて、人の手が近づくと攻撃してくることがあります。
隠れていたり、うなり声をあげている猫は、無理に構おうとせずそっとしてあげましょう。また、猫があそんでいるとき、食事中、毛づくろい中は集中しているので触られたくないときです。
猫の方から人に近づいてきてくれた場合は、スキンシップを受け入れてくれる可能性が高いです。猫は人のにおいを嗅いでくるので、しばらくじっとしていましょう。においチェックが終わった猫が離れずそばにいてくれたら、猫の顔の前に指先を出してあいさつをし、スキンシップをします。
2.におい
猫は人よりも嗅覚が優れています。香水、香りが強い洗濯洗剤や柔軟剤などを嫌がります。アロマオイルを含んだものは、強いにおいを猫が嫌がるだけでなく、猫が吸い込んだりなめたりした場合に体調を崩してしまうおそれがあります。
タバコのにおいも猫は嫌います。タバコには猫の体に有害な物質が含まれています。喫煙後最低でも30分以上たってから猫と触れ合う、猫のいる場所では喫煙しないなど注意しましょう。
3.猫が触られてもOKな部位
猫には触られてうれしい部位と、触られたくない部位があります。うれしい部位は、頭、背中、しっぽの付け根、顔周りなど臭腺がある部位です。触られたくない部位は、お腹、足先、しっぽなどです。
猫によって触られてうれしい部位、触られたくない部位は異なります。スキンシップをしていく中で、猫が触られてうれしい部位、嫌がる部位を見つけてあげると猫との関係がさらに良くなるでしょう。我が家の猫たちもそれぞれ触られて喜ぶ部位が異なります。
4.嫌がったらやめる
猫を抱っこしたりなでたりしてスキンシップを続けていると、うれしそうにしていた猫が急に怒ってしまうことがあります。これは猫特有の行動で「抱っこやなでる時間が長い」「抱っこの仕方、なで方が気に入らない」などが原因でイライラしてしまうのです。
突然怒って攻撃しているように感じるかもしれませんが、猫は我慢の限界のサインを出しています。しっぽを叩きつけるように振る、耳を後ろに向けて「イカ耳」になるなどがわかりやすいでしょう。猫がサインを出したらスキンシップは一旦やめましょう。
まとめ
猫とスキンシップをする前に、猫の状態、猫が好きなことや嫌がることを確認しておきましょう。
猫が人とのスキンシップを楽しめるようにしてあげることで、猫との関係が良くなっていきます。健康チェックにもスキンシップは大切なので、猫とスキンシップを楽しめるようにしていきましょう。
関連記事
・元気な子猫を『家族に迎えた日』から1歳になるまでをまとめたら…心温まる『成長の様子』に感動する人続出「ジーンときた」「もう可愛いの一言」
・猫が一緒に寝てくれない6つの理由と一緒に寝る方法
・『たぶん飼い主のことをオモチャだと思ってる…』赤ちゃん猫の無邪気な姿が癒やされると141万再生「羨ましすぎる」「心が溶けていく」
・『構ってほしそうにする猫』を横目に仕事をしていたら…まさかの『切なすぎる反応』が泣けると31万再生「大好きなんだね」「心に刺さる」
・爆睡中の猫に『大好物のおやつ』を近づけた結果…まさかの意外すぎる『完全敗北』に爆笑「面白い検証ありがとうw」「予想に反してww」の声