猫と『一緒に寝ない』ことのメリット3選 さみしいけど、別々に休むことの利点もちゃんとある

2025-01-28 20:00

愛猫との添い寝は猫飼いさんにとっての憧れであり、夢でしょう。ただ、添い寝することで現実的にトラブルが起こってしまうと、大問題です。今回は、「添い寝しない」を選ぶと、どんな変化がもたらされるのか、3つのメリットを紹介します。今後の愛猫とのナイトライフを考えるうえでのヒントにしてみてください。

1.良質な睡眠のために

快眠後の女性

猫との暮らしは、ストレスホルモンのひとつ、コルチゾールが減ったり、心臓発作のリスクが下がったり、健康面でいろいろと良い影響をもたらしてくれます。なかでも、愛猫の添い寝は、幸せな気持ちに包まれる夢のようなひとときです。

一方で、愛猫といっしょに寝て幸福感に満たされていながら、日中、たびたび眠気に襲われてしかたがない、という飼い主さんもいるはずです。もしかすると、愛猫との添い寝が、飼い主さんの良質な睡眠を妨げているせいかもしれません。

猫と人間では、もともと睡眠サイクルが違います。猫は、薄明薄暮性で、夜明けと夕暮れ前に活発に動く動物です。たとえば、早朝、テンションが上がるあまり、突然、大運動会を繰り広げることもあります。

また、猫の眠りの大半は浅く、熟睡するのは、1回の睡眠につき7分程度に留まります。浅い眠りを繰り返すのは、敵の多かった野生時代の習性ゆえのことです。眠っている飼い主さんに甘えたり、ちょっかいを出したりするのも、浅い眠りと無関係ではありません。

もちろん、愛猫に起こされて怒る飼い主さんはめったにいないでしょう。ただし、身体は正直です。毎日、夜中に起こされ続けると、十分な睡眠が確保できません。翌日、仕事中に居眠りを連発してしまう可能性もあります。

飼い主さん自身が元気で、健やかでいなければ、愛猫の上機嫌な暮らしも成り立ちません。もし愛猫がきっかけで、何度も中途覚醒し、ぐっすり眠れない場合、「いっしょに寝ない」という選択肢も考慮してみてください。

2.寝返り時のアクシデントを回避する

足元の猫

2つ目のメリットは、添い寝時の思わぬアクシデントを回避できる点にあります。

愛猫といっしょに寝る際にいちばん怖いのは、飼い主さんの寝返りなどで、愛猫が押し潰されてしまうことです。

映像に記録しない限り、自分がどんな姿で寝ているのか、まったくわかりません。ふだんは行儀よく寝ている人も、不快なことがあったり、ひどく疲れていたりすると、極端に寝相が悪くなることもあります。

たとえば、飼い主さんが寝返りを打ったとき、誤って愛猫を蹴飛ばしてしまうことも十分にありえます。当たりどころが悪ければ、ケガにつながりかねません。万が一、ケガすると、幸せな時間が悪夢に終わってしまいます。特に、子猫といっしょに寝るときは要注意です。

もちろん、一度でも寝返りハプニングに遭うと、愛猫が飼い主さんとの添い寝を拒むようになるかもしれません。

とりわけ、寝相に自信のない飼い主さんは、不用意なトラブルを避ける意味でも、愛猫との添い寝を控えたほうが賢明です。

3.ノミ・ダニ被害を遠ざける

ノミ・ダニの薬と猫

最後の3つ目は、ノミ・ダニ被害の影響を少なくできることです。ノミ・ダニは、猫はもちろん、人間にとって感染症やアレルギーを引き起こす原因になります。

完全室内猫であっても、実は、ノミ・ダニに寄生される可能性があります。ひとつは、外出した飼い主さんが知らずに持ち込むケース。もうひとつは、おうちが生息条件に適した環境だった場合、持ち込んだノミ・ダニが通年で繁殖することもあります。

さらに、おうちと外を自由に行き来する猫であれば、ノミ・ダニの寄生率はもっと高くなります。

ダニの住み着いた布団は、たとえ天日干ししても、繁殖の抑制効果があるだけで、完全には駆除できません。

ノミ・ダニの影響で、飼い主さんの身体がかゆくなったり、湿疹が出たりすると、落ち着いて眠れないこともあります。そもそも愛猫の健康にも悪影響が出るかもしれません。

お互いの健康を守るために、夜寝るときだけは一定の距離感を保つことも必要な対策です。

まとめ

夜に眠る猫

愛猫との添い寝は魅力に満ちている一方、少なからずデメリットもあります。今回は、睡眠不足、愛猫のケガ、ノミ・ダニの影響、3点について紹介しました。

当たり前のことですが、無理して愛猫といっしょに寝る必要はありません。大事なのは、飼い主さん、愛猫、双方にとって安全で良質な睡眠を取れるかどうかです。もし睡眠時にトラブルを抱えているなら、「いっしょに寝ない」ことも検討してみてください。

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