猫の『しっぽ』には不思議がいっぱい!役割は?仕組みは?5つの豆知識

2025-01-31 17:00

しっぽを持たない私たち人間にとって『しっぽ』は存在自体が不思議なものです。しっぽにはどのような役割があって、仕組みはどうなっているのでしょうか?今回は、しっぽにまつわる豆知識を紹介いたします!

猫の『しっぽ』にまつわる豆知識5つ

猫のしっぽ

猫にとって『しっぽ』はどのような存在なのでしょうか?ここでは、しっぽにまつわる豆知識を5つ紹介いたします。

1.踏まれると痛い

泣く猫

猫のしっぽは尾椎と呼ばれる骨が通常18〜20個程度連なっており、その周辺を12の筋肉が取り囲んでいます。自由自在に動かせるのは、この筋肉が花びらのように付いているおかげです。

さらに根元から先端まで神経が通っているので、踏まれると激痛が走ります。損傷が激しいと歩行や排尿にまで影響が及ぶほど、繊細な器官です。

生活を共にする中で、誤って踏んでしまうことはもちろん、扉に挟んでしまうことがないように気をつけましょう。

2.会話ができる

挨拶する猫

猫同士は耳やヒゲの動きの他に、しっぽの動きを通して会話をすることができます。人間に対してもコミュニケーションツールとしてしっぽを活用し、感情を表現しています。

次のようなパターンを覚えておくと、愛猫が伝えたいことを察することができるようになるでしょう。

  • ピーンと立てる …親しみを込めている甘えたいご飯がほしいなど
  • だらんと下げる…しょんぼり元気がない
  • ゆっくりユラユラ動かしている…リラックス
  • 大きくバタバタ動かしている…イライラ怒っている
  • ボワッと膨らむ:興奮している
  • 股の間に巻き込む :怖がっている

イライラして怒っている際はもちろんのこと、まったりモードでリラックス中のときもあまり構ってはいけません。

逆にしっぽをピーンと立てて擦り寄ってきたときは、気が済むまで甘えさせてあげてください。

3.バランスを取る

塀を歩く猫

人間が平均台の上で両手を広げてバランスを取るように、猫はしっぽを左右に動かすことでバランスを保っています。

ヒゲや優れた三半規管などの要因も密接に関与していますが、高くて狭い場所でも難なく進むことができるのは、しっぽのおかげでもあります。

4.冬場はマフラーになる

眠る猫

猫は寒い場所ではアンモナイトのように丸くなって保温します。その際に、しっぽを巻いて口元を覆うことで更なる保温効果を発揮しています。

人間に例えるとマフラーを巻いて温かくするような感覚でしょう。

外猫にとっては賢い知恵となりますが、家猫の場合は室温の調整が可能なので寒いと察した時点で部屋を温めてあげましょう。

5.バリエーションが豊富

かぎしっぽ

一口にしっぽといえど、実はバリエーションが豊富で、一般的な猫とは異なるしっぽを持つ猫たちがいるのです。ここでは3つの個性的なしっぽを紹介いたします。

マンクスのしっぽ

マンクスはしっぽが全くない、もしくは極端に短いしっぽを持つ猫種です。

元々マンクスはマン島という孤島に多く生息していた猫で、島外の猫との交流がなかったことによる近親交配がきっかけで誕生しました。

ちなみに無尾のマンクスは『ランピー』、短いしっぽのマンクスは『スタンピー』、中尾のマンクスは『ロンギー』という呼び名が付いています。

かぎしっぽ

しっぽの途中が曲がっていたり、短くクルッと丸まったしっぽを『かぎしっぽ』といいます。見た目が鍵に似ていることから、そう呼ばれています。

かぎしっぽになるきっかけとしては、遺伝子の関係(先天的なもの)から、事故や怪我による後天的なものまで様々です。

いずれにしても自然と元の形に戻ることはないので、無理やり反対方向へ動かさないようにしてください。

ちなみにかぎしっぽの猫は"幸運を引っかけてくれる"として、日本や中国では縁起が良い存在として愛されています。

アメリカンリングテイル

しっぽが背中の上でカールしているユニークな猫種です。かぎしっぽとは異なり、通常の形でしっぽを立てたり、ブンブンと振ることができます。

主にしっぽを巻くのはリラックスしている時で、生まれたばかりの頃はカーブが目立たないという特徴があります。

まとめ

歩く猫

しっぽにまつわる豆知識を6つ紹介いたしました。猫にとってしっぽは必要不可欠な存在で、日常生活に大きく貢献している存在でした。

深く知ることで、こちらも大切にしてあげたいという気持ちが高まりますね。

ちなみに長崎県はかぎしっぽの猫が多く、『尾曲がり猫』の愛称で人々に愛されています。天候に恵まれると、路地裏でまったり過ごす猫達に会えるそうです。

不思議がいっぱいな猫のしっぽ。ちょっとした小ネタとしても豆知識を広げてみてください。

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