老人ホームへ去った飼い主を慕い、行方を探し当てて再会を果たした猫 英国

2025-02-02 06:00

年老いて施設に移った飼い主。猫は彼女を慕い、数週間歩き続けて施設を探し当てました。職員は猫の深い愛情に感動し、施設内で一緒に生活することを許可してくれたのです。

施設に移るため、愛猫とも「お別れ」に

鳴いて訴える猫

画像はイメージです

猫は「あまり感情を持たない」と思われがちです。本当でしょうか?

猫のCleoは違います。すばらしい忠誠心を備えた愛情豊かなやさしい猫です。だって、飼い主が老人ホームへ去った数週間後、彼女を追って約26キロも離れた施設まで訪ねてきたのですから。

2014年のことです。英国に住むNancy Cowenさんは、年老いて自立した生活が難しくなり、介護付きの老人ホームへ移ることになりました。8年間飼っていた猫のCleoとも、もうお別れです。彼女は泣く泣く愛猫を近所の家族に託し、ウェストコットにある「Bramley House nursing facility」へ引っ越していきました。

それから1ヵ月も経たないうちに、老人ホームに美しい長毛の猫がやってくるようになりました。その猫は敷地内を探検したり、窓から中をのぞいたり、外のベンチで眠ったりして住み着くようになったのです。

飼い主を慕ってやってきたCleo

一点を見つめる猫の顔

画像はイメージです

施設の職員は「ずいぶん人懐っこい野良猫」だと思いました。とてもかわいいので、すぐに職員みんなに愛されるようになり、餌までもらうようになったのです。

その後すぐに、この猫の秘密が明らかになりました。

ある日、窓の外を歩いている猫を見かけたNancyさんは「愛猫Cleoによく似た猫だわ」と介護士のLeslie Thomasさんに話したのです。このとき「Cleoは以前にケガをして、しっぽの一部が欠けている」と聞いた彼女は、野良猫を注意深く観察しました。

すると、その猫のしっぽも欠けているではありませんか。これにはLeslieさんもびっくりです。Cleoは飼い主を慕って、一度も訪れたことのないこの場所を探し当てたのでした。

けなげな猫の愛情に感動

猫を抱く老女

画像はイメージです

一体どうやってCleoがこの施設にたどりついたのかは、まったくわかりません。施設は以前の自宅からかなり離れた場所にあったのです。

老人ホームはこの猫の行動に敬意を表し、Nancyさんが施設で飼うことを特別に許可してくれました。それ以来ふたりはずっと一緒に過ごし、ほかの居住者たちもCleoと遊ぶのをとても喜んだといいます。

猫はときに頑固で不機嫌になったり、知らん顔をすることもあります。しかし、内面ではいつも飼い主家族のことを愛しているのです。

人間には家族や友人、職場の仲間など、支えてくれる人々がいますが、猫にとっては飼い主だけが信頼できる存在です。愛する飼い主を必死で探し当て、そばにいようとするけなげな猫の愛情に、わたしたち人間も誠実に報いたいものですね。

出典:
A Definition Of Cat’s Love: This Kitty Followed Her Owner Into A Retirement Home
Cat makes incredible journey to find her elderly owner after they are separated

関連記事

数年前、突然目の前に現れた『ボロボロの野良猫』を家族に迎えた結果…現在の様子に涙があふれでると63万再生「運命」「朝から涙が止まらん」
体中が傷だらけで『ボロボロのボス猫』が保護された結果…大切な家族の一員となった現在の様子に「涙が溢れた」「すごく感動した」と38万再生
猫が顔の近くで寝る4つの理由と飼い主への信頼度
猫が声を出さずに鳴く「サイレントニャー」の心理
猫が「んー」と鳴く理由と気持ち

  1. “アメリカとイスラエルが屈服まで和平なし”イラン新指導者のモジタバ師 停戦拒否し強硬姿勢 ロイター報道 就任後、初の外交政策会議
  2. エム・ピー・ソリューション MP-Solution 自動販売機をマーケティングツールに進化 ジハトク最新事例をチェック 福利厚生やセミナー&ホテルのドリンク提供にも◎
  3. 【速報】ホルムズ海峡への艦船派遣「NATO同盟国のほとんどから関与を望まないとの通知受けた」トランプ大統領が明らかに “日本も含めて我々は誰の助けも必要としていない”
  4. 【事件か事故か?】なぜ患者の体内から「劇薬」が…埼玉の病院で“抗がん剤注射”後に患者死亡 新たに別の2人にも神経症状が【news23】
  5. トランプ政権の情報当局幹部がイラン攻撃に反対し辞任表明 「イランはアメリカに差し迫った脅威を与えていない」「イスラエルの圧力で戦争始めたの明らか」
  6. オバマ氏対面の被爆者・森重昭さん死去 広島で拘束され被爆死したアメリカ軍兵士の遺族を探し出す 「市民レベルでの日米の戦後和解」として評価
  7. 自動運転技術の進化:Applied Intuition、NVIDIAと提携し、自動運転技術の普及を加速
  8. 高市総理と維新・吉村代表が会談 議員定数削減法案の今国会での成立目指す方針を確認 国旗損壊罪や副首都構想の法案についても議論
  9. 波浪注意報の中での出航「船長の判断に任せた」沖縄・辺野古の沖合で船転覆 修学旅行中の高校生ら2人死亡 学校と船の運航団体がそれぞれ会見
  10. 【速報】イランが事実上封鎖のホルムズ海峡めぐりアメリカが関係国と共同声明を出す意向 日本政府に支持要請
  1. 【速報】ホルムズ海峡への艦船派遣「NATO同盟国のほとんどから関与を望まないとの通知受けた」トランプ大統領が明らかに “日本も含めて我々は誰の助けも必要としていない”
  2. 【事件か事故か?】なぜ患者の体内から「劇薬」が…埼玉の病院で“抗がん剤注射”後に患者死亡 新たに別の2人にも神経症状が【news23】
  3. “アメリカとイスラエルが屈服まで和平なし”イラン新指導者のモジタバ師 停戦拒否し強硬姿勢 ロイター報道 就任後、初の外交政策会議
  4. 【速報】イランが事実上封鎖のホルムズ海峡めぐりアメリカが関係国と共同声明を出す意向 日本政府に支持要請
  5. トランプ政権の情報当局幹部がイラン攻撃に反対し辞任表明 「イランはアメリカに差し迫った脅威を与えていない」「イスラエルの圧力で戦争始めたの明らか」
  6. 波浪注意報の中での出航「船長の判断に任せた」沖縄・辺野古の沖合で船転覆 修学旅行中の高校生ら2人死亡 学校と船の運航団体がそれぞれ会見
  7. 【速報】茂木外務大臣とイラン・アラグチ外相が電話会談 航行を脅かす行為の停止を強く求める
  8. 高市総理と維新・吉村代表が会談 議員定数削減法案の今国会での成立目指す方針を確認 国旗損壊罪や副首都構想の法案についても議論
  9. 家賃高騰で“ずらし”が家選びのポイントに? 大宮・池袋など主要駅から「2~3駅ずらし」で数万円安く【Nスタ解説】
  10. イラン・ラリジャニ事務局長を殺害 イスラエル発表 ハメネイ師の死後イランの国防対応を実質的に取り仕切る
  11. シュウマイ専門店が増加中!背景に「効率的な調理」か?餃子の街・宇都宮の隣に「シウマイの街」も【Nスタ解説】
  12. 「日米首脳会談」迫る中…ホルムズ海峡への艦船派遣要請 政府は「先週まで要請されると思っていなかった」【Nスタ解説】