猫の『抜け毛』重点的に掃除すべき、たまりやすいスポット3選 おすすめの掃除アイテムも

2025-03-04 16:00

猫を飼って初めて知ることのひとつに、大量の「抜け毛問題」があります。たいへんな日々の掃除もポイントを押さえておけばスムーズです。今回は、おうちのなかで、愛猫の抜け毛がたまりがちな場所を3つ紹介します。今後のおうち環境づくりに役立ててみてください。

1.高いところ(家具やエアコン、照明などの上部)

エアコンの上で眠るメイン・クーン

床やカーペットなどの抜け毛は気づきやすいですが、家具やエアコン、照明、カーテンレールなどの上部は、意外に見落としやすい場所です。いつの間にか、ふわふわと舞い上がった抜け毛がかたまっています。

特に、猫は春と秋の換毛期に入ると、大量の抜け毛が落ちます。放っておくと、ダニや花粉などが付着して、飼い主さんの健康にも影響することもあるので、こまめな掃除が欠かせません。

高所の掃除に便利なのは、ハンディタイプのモップです。伸縮式で、なおかつ、先端の角度が調節できるものが理想的。たとえば、エアコン上部の隙間も簡単に掃除できます。また、ハタキでパタパタしてしまうと、かえって抜け毛が舞い上がるので逆効果です。

ちなみに、エアコンや空気清浄機などのフィルターも、猫の抜け毛がたまりやすくなっています。定期的なフィルター清掃を心がけてみてください。その際には、ペンキ用の刷毛で掃きながら掃除機で吸い込むと、きれいに掃除できます。

2.愛猫お気に入りの場所(キャットタワーやベッドなど)

キャットタワーの黒猫

当然ながら、一日のうちで愛猫が長く過ごす場所は、他のところよりも抜け毛がたまりやすいスポットと言えます。キャットタワーや猫ベッドなどが代表格です。

猫の抜け毛を放置した場合、身体についた毛玉がきっかけで皮膚炎などになる可能性もあります。思わぬ健康トラブルを避けるためにも、普段使いするものだからこそ、猫グッズの抜け毛処理は念入りに取り組みたいものです。

キャットタワーや猫ベッドなどのお手入れには、ゴム手袋(軍手タイプ)が活躍してくれます。使い方は簡単で、手袋をはめてサッと撫でるだけ。このほかにも、スリッカーブラシ(100均のものでOK)やコロコロ式のエチケットブラシも効果的です。

上記のグッズを使うと、驚くほど大量に抜け毛が収穫できるので、モノグサな飼い主さんもきっと掃除を楽しめるはずです。

キャットタワーの簡単な掃除は、一週間に一度ぐらいが目安で、上から下へ、ゴム手袋で抜け毛を除去した後、最後の仕上げに掃除機をかけてください。もし嘔吐の跡があれば、薄めた洗剤をかけて、マイクロファイバー製などのタオルで十分に水拭きしましょう。

3.目立たないところ(サッシの溝や巾木、障子の木枠など)

窓際の子猫

3つ目は目立たないところ、具体的に言うと、サッシの溝や巾木(はばき/壁と床の境界線にある部材)、障子の木枠などです。普段からあまり意識しない箇所ですが、猫の抜け毛だけでなく、部屋のホコリも意外にたまります。

掃除のやり方はシンプルで、先述したペンキ用の刷毛を動かしつつ、猫の抜け毛やホコリを吸い取るだけです。込み入ったところには綿棒などを上手に活用するのもポイント。キャットタワーと同様に、最後の仕上げに掃除機を丁寧にかければ、よりキレイになります。

掃除全般のコツとしては、猫の抜け毛は軽く、舞いやすいため、高いところから低いところが基本です。部屋に掃除機をかける際は、あらかじめ霧吹きでうっすら水を吹きかけておくと、愛猫の抜け毛が派手に拡散する心配もありません。

まとめ

白猫と抜け毛

猫の抜け毛を放置したままでいると、健康上、愛猫だけでなく、飼い主さんにも影響が出てきます。今回の記事では、抜け毛が集まりやすい場所として、3つの具体例を紹介しました。

便利な掃除グッズには、「ハンディ式のモップ」や「ペンキ用の刷毛」などがあります。日頃のブラッシングと並行しつつ、こまめに抜け毛掃除に取り組んで、健やかなおうち環境を整えてみてください。

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