犬とドライブするときの『絶対NG行為』7選 思わぬ事故を招くタブー行動とは?

2025-03-10 20:00

愛犬とのドライブは、とても楽しいひとときですよね。休日に一緒に遠出をしたり、ちょっとしたお出かけを楽しんだりする方も多いのではないでしょうか。しかし、犬を車に乗せる際には注意すべきことがいくつかあります。何気なくやってしまいがちな行動が、実は犬にとって危険だったり、事故につながるリスクを高めてしまったりすることもあるのです。この記事では、犬と安全にドライブを楽しむために「やってはいけない行動」を紹介します。

犬とのドライブ時にNGな行為7選

車内の犬

愛犬とのドライブは楽しい時間ですが、気をつけなければ思わぬ事故やトラブルを招くことがあります。

犬の安全を守るためには、やってはいけない行動を知り、正しい対策をとることが大切です。ここでは、犬と車に乗る際に避けるべきNG行為を7つ紹介します。

1.愛犬をフリーの状態で乗せる

犬を車内で自由にさせるのは危険です。急ブレーキや事故の際、犬が車内で飛ばされ、大けがをする可能性があります。また、運転席に移動すると、ハンドル操作の妨げとなり事故の原因になることも。

さらに、助手席ではエアバッグが作動した際に強い衝撃を受け、命に関わる危険もあります。犬の安全を守るために、キャリーや犬用シートベルトを活用し、車内でしっかり固定することが大切です。

2. 窓から顔を出させる

犬がドライブ中に窓から顔を出す姿は可愛らしいですが、思わぬ事故につながる危険があります。

まず、犬が興奮したり驚いたりすると、車外に飛び出してしまう可能性があります。窓を大きく開けていると、体が外に出すぎてしまい、転落や事故のリスクが高まるでしょう。

また、対向車やバイク、道沿いの障害物と接触する危険も。特にスピードが出ている状態でぶつかると、大けがを負う可能性が高まるため注意が必要です。

3. 車内の温度管理を怠る

車内の温度管理を怠ると、犬にとって危険な状況を招くことがあります。

特に夏場の車内は短時間で高温になり、犬は汗をかいて体温調整ができないため、熱中症のリスクが高まります。

特にフレンチブルドッグやパグなどの短頭種は暑さに弱く、より注意が必要です。

また、エアコンをつけていても直射日光の影響で暑く感じることがあり、キャリーの中や後部座席では風が届きにくい場合もあるため、油断は禁物です。

4. 長時間のドライブで休憩を取らない

長時間のドライブで休憩を取らないと、犬に大きな負担がかかります。特に車に慣れていない犬は、揺れや振動によるストレスを感じやすく、不安になってしまうことがあります。

また、犬は長時間排泄できない状態が続くと膀胱炎などの体調不良を引き起こす可能性があります。

さらに、揺れが続くことで車酔いをしてしまい、気分が悪くなって嘔吐することもあります。

5. 食後すぐにドライブする

食後すぐに犬を車に乗せると、胃に負担がかかり、吐き気や嘔吐を引き起こしやすくなります。特に車酔いしやすい犬は注意が必要です。

また、大型犬の場合、食後すぐの揺れや運動が「胃捻転」を引き起こすリスクがあり、命に関わることもあります。

さらに、消化が始まったばかりの状態で移動すると、消化不良による下痢や嘔吐の原因になることも。犬の健康を守るために、食後1〜2時間は休ませてからドライブをしましょう。

6. リードをつけたまま車内にいる

車に乗る際、リードをつけたままにしていると、思わぬ事故につながることがあります。

急ブレーキ時や犬が動いた際にリードが引っかかると、首が締まり、窒息の危険があります。特に首輪を使用している場合は、締めつけが強くなるため注意が必要です。

また、リードがシートの隙間やギアレバーに絡まると、犬が動けなくなったり、パニックを起こしたりすることがあります。さらに、ドアにリードが挟まれた状態で車を発進させてしまうと、大事故につながる可能性も。

7. 駐車中に車内に放置する

「少しの間だから」と犬を車内に残すのは非常に危険です。夏場は短時間で車内温度が急上昇し、たとえ外気温が25℃でも、30分後には40℃を超えることがあります。

犬は暑さに弱く、熱中症のリスクが高いため、絶対に放置してはいけません。

また、エアコンをつけていても冷房が十分に効かないことがあり、エンジンをかけたままにすると故障や車上荒らしのリスクもあります。

さらに、犬は一匹で取り残されると強いストレスを感じ、不安で鳴いたり暴れたりすることがあります。

窓を少し開けても温度上昇は防げません。どんなに短時間でも、犬を車内に残さず一緒に行動しましょう。

犬とのドライブの安全対策

車の中の犬

犬とのドライブを安全で快適にするためには、適切な対策が欠かせません。事故やトラブルを防ぐために、犬を正しく車に乗せ、危険を回避する工夫をすることが大切です。

  • 犬を安全に固定する(キャリーケースや犬用シートベルトを活用)
  • 窓を開けすぎない(顔を出せない程度に調整)
  • 車内の温度管理を徹底する(夏はエアコン、冬は保温対策)
  • こまめに休憩を取る(1〜2時間ごとにトイレ水分補給)
  • 食後すぐの移動を避ける(1〜2時間空けてから出発)
  • 車内ではリードを外す(絡まりや窒息のリスクを防ぐ)
  • 犬を車内に放置しない(短時間でも放置は厳禁)

犬とのドライブを安全に楽しむためには、適切な固定や温度管理、休憩の確保が重要です。特に車内の放置や食後すぐの移動はリスクが高く、避けるべき行動の一つです。犬にとっても快適で安心できる環境を作り、楽しいドライブを実現しましょう。

まとめ

犬と家族

愛犬とのドライブを安全に楽しむためには、適切な対策が必要です。

犬をフリーにしない、窓を開けすぎない、温度管理を徹底する、こまめに休憩を取る、食後すぐの移動を避ける、リードを外す、車内に放置しない など、事故や体調不良を防ぐ工夫をしましょう。

犬は自分で安全を確保できないため、飼い主が十分に配慮し、安全な環境を整えることが大切です。対策を徹底し、快適で楽しいドライブを実現しましょう。

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