ありがた迷惑!猫の飼い主さんの『勘違い』で起こる5つのNG行為 猫目線を忘れずに!

2025-03-17 12:00

猫を大切に思っているからこそやってあげたことが、実は猫にとっては逆効果になっているかもしれません。猫の習性や体の仕組みを知らずに接すると、知らぬ間にストレスを与えたり、健康を損ねたりすることも。この記事では、飼い主の勘違いから生まれやすいNG行為を5つ紹介します。猫が安全で快適に暮らせるよう、気をつけるべきポイントばかりです。

1.「家族だから」と人の食べ物を与えてしまう

人の食事を舐める猫

愛猫は間違いなく大切な家族ですが、猫と人では、代謝が異なっているので人間が食べるものを猫にも与えてしまうのはとても危険です。

「代謝」とは、体の中で成分を別の形に変える過程のこと。猫は私たちと同じものを口にしても、身体で処理することができずに悪影響を及ぼすものがあるのです。

ネギ類やニンニクは、赤血球を壊して貧血になる恐れがあり、チョコレートに含まれるカフェインやテオブロミンは中毒を起こします。特にネギ類は、目に見えていなくてもスープなどに溶け込んでいる成分でも危険だとされています。私たちが気づかないほどの少量でも、猫にとっては危険な可能性があります。

2.「大好きだから」と無理に触れる

嫌がる猫

自然界では単独生活を送る猫でも、人に飼われている猫は人からの愛情が不可欠です。しかし、愛情表現を「たくさんふれあうこと」と思い、猫のいまの気持ちを無視して触ろうとするのはNG。

スキンシップが大好きな猫もいれば、なかには、過剰なふれあいが精神的負担になる猫もいます。そのような猫は、一方的に触ってしまうと「飼い主=不快」と感じるようになり、次第に距離を取るようになる可能性も。

愛猫への愛情の伝え方は、何も「なでる・抱っこする」だけではありません!一緒に遊ぶことで楽しい時間を共有したり、たくさん話しかけたりすることでも愛情は伝わります。

3.「寂しそうだから」新しい猫を迎える

威嚇する猫とされる猫

猫ひとりで留守番をする家庭では、「ひとりでは退屈そう。友達を作ってあげたい」と考えるかも知れません。しかし、安易に新しい猫をお迎えしてしまうのはちょっと危険。

家の中は、すでに愛猫のテリトリーで、飼い主が突然連れてくる猫は「テリトリーの侵害者」。猫同士の相性が良ければすぐに受け入れてくれるかもしれませんが、合わなければ家の中が緊張状態になることも。

猫を飼う家庭の半数が2匹以上の多頭飼いをしているという統計もあります。しかし、猫同士の仲良し度を測定した統計はまだありません。なかには、まったく仲良くできず、完全に隔離している家庭もあります。自分の家でもそうなる可能性があることを念頭に置きましょう。

4.「ニオイを消してあげたい」から香りつき製品を使う

アロマフューザーと猫

猫がいる家庭では、多かれ少なかれ発生するニオイ問題。特にトイレは使用する砂や掃除の頻度、あるいは季節によって、お部屋中にニオイが充満してしまうこともあります。

そんな室内のニオイ対策として、さまざまな消臭剤やニオイ対策の猫砂が売られていますが、問題は「香り付きの消臭剤や猫砂」を使うことにあります。

猫は人よりも嗅覚が敏感ですが、排泄物などの自然なニオイで健康を害することはありません。しかし、化学的な香料は、成分によっては健康に悪影響を及ぼす可能性がありますし、その香りが猫のストレスになることもあります。

猫の安全性や快適さを考えるなら、消臭剤やトイレ砂は無香料のものを選び、掃除や換気をすることで清潔な空間を保つことが適切です。

5.「猫はきれい好きだから」過剰にシャンプー

シャンプーされて不満顔の猫

「猫は清潔好き」というのは、飼い主の責任として頻繁にシャンプーをしなくてはいけないということではありません。健康的な猫なら、自分で毛づくろいをすることで清潔を保てるので、基本的にシャンプーする必要はありません。

長毛猫の抜け毛対策でも、月に1度程度で十分ですし、蒸しタオルやウェットシートとブラッシングを併用することで、全身をお湯に浸して洗う必要は軽減できます。汚れがひどい場合を除き、基本的にはブラッシングで十分なケアができます。

頻繁なシャンプーは、皮膚の乾燥によるフケやかゆみの原因になったり、シャンプーやドライヤーのストレスで猫に負担をかけたりすることもあります。シャンプーが必要な場合でも、短時間で済ませるのが理想的です。

まとめ

朝食を出される猫

猫を大切に思う気持ちがあっても、それがすべて猫の幸せにつながるとは限りません。良かれと思ってした行動が、猫にとっては不快だったり、健康を損ねる原因になったりすることもあります。これらの多くは無知や勘違いによるものです。

猫にとっての安全性や快適さを考えるなら「愛猫のために、〇〇をしよう」と思いついたとき、それは猫には安全なのか、喜ばれるものなのかをしっかりと確認する必要があります。多少の不快程度ならまだしも、せっかく与えたものによって、病気になってしまったら悔やみきれませんよね。

猫と人は同じ家族であっても、身体の仕組みや思考が違うということをしっかりと理解しておきましょう。

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