【ニャンちゅう】 声優・津久井教生さん 「現在は首から下はほとんど動きません」「残念ながら進行は緩まることはないようです」 ALS闘病 「6年が経過しました」

NHKの「ニャンちゅうワールド放送局」の「ニャンちゅう」役などをつとめ、現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病中の声優・津久井教生さんが、ブログを更新。
現況について綴りました。
【写真を見る】【ニャンちゅう】 声優・津久井教生さん 「現在は首から下はほとんど動きません」「残念ながら進行は緩まることはないようです」 ALS闘病 「6年が経過しました」
津久井教生さんは「体験が6年を経過して、ALSの事を伝える気持ちが強くなりました」と題し、ブログを更新。
続けて「身体の異変を完全に自覚したのは 2019年の3月でした…確実におかしな転び方をしたのです!」と、綴りました。
そして「多少運動神経に自信があって、普段から舞台や授業などで 体を動かしていたにも関わらず、全く受け身のとれない転倒でした。」と、振り返りました。
更に「そこから一気に違和感は広がっていくのです!」と、説明しました。
津久井教生さんは「それから6年が経過しました。」「違和感の広がりはとどまることを知らず、3年半後には、呼吸困難で危篤状態になりました。」「気管切開をして、呼吸器を装着して2年が経過しています。」「この6年で体験してわかった事がたくさんあります。」と、投稿。
続けて「現在は首から下はほとんど動きません。」「この状態が最終段階の感じです。残念ながら進行は緩まることはないようです。」と、綴りました。
そして「ALS(筋萎縮性側索硬化症)は 厄介な難病で手強いです。」「厄介な事の一つは…罹患者の数だけ症例があるという事です。」「ですから治療法が見つかりにくく、原因も見つけにくいのだと思われます。」と、記しました。
津久井教生さんは「私の体験に過ぎないのですが、この病気の事を今後もお伝えしていきます」と、その思いを綴っています。
2024年10月10日のブログで、津久井さんは「2024年10月になりました。私がALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患していると公表して5年が経過したことになります」「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」と、闘病を支えてくれている周囲への感謝を投稿。
続けて「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください 健康診断も出来るだけしましょう!予防医療も進化していますから」とファンへ呼びかけていました。
津久井さんは、人気アニメ作品【ご近所物語】の「西野ジロー」役や、【アリスSOS】の「トシオ」役などをつとめていました。
【担当:芸能情報ステーション】