犬は飼い主の病気を見抜いているって本当?ふしぎな察知能力の正体とは…
体調が悪い時、なぜか愛犬が寄り添うことはありませんか?「言葉は通じないはずなのに」と驚かされた経験を持つ人は多いはずです。今回は、犬が飼い主の病気を見抜くふしぎな察知能力の正体についてご紹介します。
犬は飼い主の病気を見抜けるの?ふしぎな察知能力の正体
犬と一緒に暮らす生活が長くなるほど、心が通じ合っていると感じる瞬間が増えますよね。ただ、飼い主の病気まではわからないはずなのに、愛犬が心配そうな表情で見つめてくると嬉しい反面、なぜわかるのか気になるものです。
では、犬は本当に飼い主の病気を見抜けるのでしょうか?そのふしぎな察知能力の正体について迫ります。
いつもとは違うにおいで察知する
犬は人間の数百万倍といわれる鋭い嗅覚を持っているため、飼い主が放つにおいの変化も敏感に感じ取っています。人間は病気になるといつもと違うにおいを放つことがあり、その変化を犬が察知している可能性が高いです。
実際に、がんや低血糖、パーキンソン病といった病気を察知する犬は存在します。これらはにおいの変化を感じ取るトレーニングを積んでいる犬の例ではありますが、体調不良の時に寄り添う場合は、ご家庭の犬も飼い主の変化を感じ取っている可能性が高いです。
飼い主の声のトーンの違いを聞き分けている
体調がすぐれないと元気がなくなり、いつもよりテンションの低い声になりますよね。風邪を引いている時などは、ガラガラ声になってしまい、普通の声が出せなくなることもあります。
そんな飼い主の声のトーンを、愛犬はしっかり聞き分けています。犬は人間よりもはるかに高い聴力を持つため、ちょっとした声の変化も簡単に察知できるんです。
元気な飼い主の声が好きな犬は、本調子に戻るまで不安でいっぱいになるでしょう。愛犬にホッとしてもらうためにも、できるだけ早く病気を回復させる必要があります。
行動やしぐさの違いから変化を感じている
常に犬は飼い主の行動をじっと観察し、行動やしぐさから「散歩かな?」「ご飯かな?」などと予想をして過ごしています。飼い主の帰宅がわかるのもこれが理由です。
飼い主の行動パターンはほとんど把握してるため、ほんの少しの変化もすぐに察知し、「今日はどうしたの?」などと考えている可能性があります。散歩中も歩くスピードがいつもより遅く、帰宅後もすぐに休憩している時も犬は何らかの変化を察知しているものです。
人間同士よりもささいな行動の変化を察知できるので、飼い主自身が気づいていない病気が判明することもあるでしょう。もし愛犬の様子がおかしいと感じる時は、ご自分の体調にも目を向けてみてください。
飼い主の表情を観察している
犬は飼い主のにおいや声だけでなく、表情の変化もじっと観察しています。飼い主が楽しい気分だと犬のテンションも上がり、逆に落ち込んでいる時は犬も不安そうな表情を浮かべますよね。
いつものように過ごしているつもりでも、体の調子が優れないと人間でも気づけない変化が起こるものです。愛犬がじっと顔を見つめてくる時は、何かを察知しているのかもしれません。
体の不調だけでなく、心の不安やストレスにも犬は寄り添っています。無理をしている時は愛犬の指摘に従って、休憩を取ってみてください。
まとめ
犬の能力にはまだまだ知られざるものがあり、特別に訓練を受けていなくても鋭い嗅覚や聴力、観察力によって飼い主の病気を見抜くことがあります。
もし愛犬が執拗に寄り添ってきたり、不安そうな顔で見つめてくる時は、ご自身の体調や身のまわりをよく観察してみるとよいでしょう。
また、愛犬の小さな変化にも気づいてあげられるように、飼い主側からも観察をしてみてくださいね。言葉を交わせなくても、心が通じ合える仲を目指せますよ。
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