『触っちゃダメな犬』の特徴5選 むやみに触ると事故やトラブルを引き起こす可能性も
わんこを見かけたら、モフモフしたくなってしまうのが愛犬家のサガ!しかしむやみに触ってしまうと、事故やトラブルを引き起こす可能性があるので注意が必要です。触ってはいけない特徴の犬を5つ紹介いたします。
️むやみに触ってはいけない犬の特徴
威嚇しているわんこ
低い声でウーッと唸り声を上げている、歯を剥き出して激しく吠えている、姿勢を低くして飛びかかる姿勢をとっているなど、威嚇をしているわんこには決して触ってはいけません。
「わんこは犬が好きな人がわかるから、私なら大丈夫」などと安易な判断で近づくのはもっての外です。また誤解してしまいがちなのはわんこがしっぽを振っているとき。しっぽを振る=ポジティブな感情のイメージがありますが、低い位置でゆっくりと振っているときは威嚇の意味があるので注意しましょう。
怯えているわんこ
元野犬の保護犬で人間と関わることに慣れていない子や、過去に人間に酷い目に遭わされてトラウマを抱えている子、あるいは生まれつき警戒心がとても強い子などの場合、近づいてくる人間を見ただけで極度に怯えてしまうことがあります。
ブルブル震えている、しっぽを後ろ脚の間に巻き込んでいる、飼い主さんの後ろや物陰に身を隠したりその場から逃げようとしているなどの行動が見られるわんこにはむやみに触ろうとして刺激しないようにすべきです。
食事中のわんこ
ごはんやおやつを食べているときというのは、わんこが最も野生の姿に返るときと言っても過言ではありません。普段はおとなしくて人懐こい子であっても、食べものを目の前にすると豹変して攻撃的になるということもあります。
わんこが夢中でごはんを食べている姿は可愛いですが「おいしいねえ」と愛でるつもりで手を伸ばしたり、あるいは何らかの理由で食べている途中のお皿を取り上げようとしたりすると、思わぬ逆鱗に触れてしまうことがあるのです。
黄色いリボンを付けているわんこ
「イエロードッグプロジェクト」という活動を聞いたことがあるでしょうか?これは他の子との触れ合いが苦手だったり、病気や怪我を抱えているなどの理由でそっとしておいてほしいわんこのリードや首輪に黄色のリボンを付けることで「近づかないでね」の意思表示をしようというものです。
残念ながらまだあまり認知度が高いとは言えませんが、もし黄色いリボンを付けているわんこを見かけたら遠くから見守るようにしましょう。
仕事中のパートナードッグ
街で見かけるわんこはいわゆる「ペット」だけではありません。盲導犬や聴導犬などの介助犬をはじめとするパートナードッグも少なからず活動しています。
とはいえまだ頻繁に見かけるわけではないですし、お利口に任務に取り組んでいる姿を見るとついつい「可愛い!」と近づきたくなってしまいます。ですが仕事中のパートナードッグに無断で触れると、任務に支障をきたしてしまうこともあるため、心の中で応援するに留めましょう。
️懸念される事故やトラブル
わんこにむやみに触ることで起こりうるトラブルとして最も怖いのは咬傷事故です。触られるのが苦手なわんこは、そもそも触られることに敏感になっています。
そのため、触られたり近づかれた瞬間に自分を守らなければという防衛本能が働き、ガッと咬みついてしまう可能性が高いです。咬むことはわんこが自身でもコントロールできない本能であり、ある意味では正当防衛です。
ところが実際に咬傷事故が発生してしまうと、咬まれた相手は怪我をしてしまったりトラウマを受けたり、咬んでしまったわんこが何らかの処置を受けなければならなかったりと様々な問題が生じます。
咬傷事故は関係者をみんな不幸にしてしまう悲しい事故です。自分のためにも、そして何よりわんこのためにも咬傷事故の種を自分から蒔くようなことはあってはなりません。
️まとめ
いろいろと紹介しましたが、触られるのが苦手かどうかは見た目だけではわからないことも多くあります。可愛いわんこを見かけて触りたいと思ったら、まずは飼い主さんに「さわってもいいですか?」と断るのが最低限のマナーです。
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