住宅に91歳女性遺体　首圧迫による窒息死　長女と長男が行方不明　近くの踏切で死亡した男女との関連も捜査　神奈川・川崎市

24日午後、神奈川県川崎市の住宅で91歳の女性が死亡しているのが見つかりました。死因は首を圧迫されたことによる窒息死で、警察は事件の可能性もあるとみて調べています。

おととい午後0時20分ごろ、川崎市高津区の住宅で、この家に住む原口冴子さん（91）が布団の上にあおむけので死亡しているのを警察と消防が見つけました。原口さんの遺体を司法解剖した結果、死因は首を圧迫されたことによる窒息死で、室内に荒らされた形跡はなく、玄関や窓は施錠されていたということです。

警察によりますと、この前日の夕方に原口さんの長女（59）の知人から「知人の安否が分からない」と通報がありました。

この家には、原口さんのほか、長女（59）と長男（56）が住んでいましたが、現在2人と連絡がとれないということです。

また、遺体が見つかった日の午後11時40分ごろ、この家から近いJR宿河原駅付近の踏切で男女2人が電車にひかれて死亡しました。

警察は所持品などから、この2人が原口さんの長女と長男の可能性もあるとみて、身元の特定を進めるとともに原口さんが死亡したいきさつを調べています。