「反射材」は“腰より下”が効果的!?春休みの子どもを交通事故から守る対策【ひるおび】

春休みが始まり、子どもたちだけで出かけたり、塾や習い事など一人で歩いたりする機会も増える時期です。
子どもを交通事故から守る対策について専門家に教わります。
【写真を見る】「反射材」は“腰より下”が効果的!?春休みの子どもを交通事故から守る対策【ひるおび】
反射材などで“自分の居場所を知らせる”
交通事故鑑定ラプター所長の中島博史氏によると、ドライバーに自分の居場所を知らせることが非常に大事です。
そのために有用なのが、反射材をつけることや、自転車であればライトを点灯することです。
中島氏は、昼間でも曇り空や日陰などでは反射材があると視認性が少し上がるといいます。
警察も反射材の活用を呼びかけています。
≪反射材の効果的な着用例≫※京都府警HPより
・自動車のライトがあたるように、腰より下の位置につける
・ドライバーの注意を引くように動きのある箇所につける
・自転車の場合、道路を横断する際に目立つように、自転車の側面などに貼る
≪反射材を使用したグッズ≫※神奈川県警HPより
・キーホルダー・・・比較的安価での購入が可能
・ブレスレット・・・腕は大きく動くので車から見えやすい
・靴用シール・・・どんな靴にも貼り付けられる
交通事故鑑定ラプター所長 中島博史氏:
特に歩行者や自転車側は自分から車が見えていると、車側も自分を認識しているだろうと思いがちなんですけれども、車側からすると小さかったり暗かったりして見落としてしまうことがあります。
ですから反射材やライトをつけて自分がいることを知らせるというのが一つ危険を減らす可能性があると思います。
“危険な道路”を把握する
危険な道路を調べる国や自治体のウェブサイトがあります。
国土交通省の「事故危険箇所検索マップ」では、都道府県を選び路線名や住所などを入力すると、ビッグデータから判明した潜在的な危険箇所などを確認することができます。
静岡県浜松市には「危険予測箇所マップ」があります。
AI(人工知能)技術を活用し危険予測箇所マップを公開しています。道路規模に応じて危険箇所を色分けして表示しています。
コメンテーター 伊藤聡子:
お子さんの場合は特に、春休みにお出かけするとき、親御さんも一緒になってこういう箇所だよということを確認する必要があると思いますね。
(ひるおび 2025年3月26日放送より)