バンヤン・グループ、2024年サステナビリティレポートを発表

シンガポール、2025年4月22日/PRNewswire/ -- 持続可能なホスピタリティ分野のリーダーであるバンヤン・グループ（「Banyan Tree Holdings Limited」または「同グループ」– SGX：B58）が、2024年サステナビリティレポート「One Banyan, One Sustainable Future」を発表しました。第19版となる本レポートは、環境、社会、経済の主要な側面にわたって行動と影響力を推進するグループの進歩について報告し、持続可能性が事業の中核的基盤であることを再確認しています。

「環境を慈しみ、人に自立の力を与える」という創業以来の使命と、旅行は善の力になり得るという信念に基づき、2024年における同グループの主な進歩には以下の項目が含まれます：

• 脱炭素化とエネルギー転換の加速：事業が環境に与える影響に取り組むという継続的なコミットメントに沿って、バンヤン・グループはエネルギー効率の高いインフラとオンサイトの再生可能エネルギーへの投資を継続しました。照明システム、空調設備、ルーム・コントロール・ユニットのアップグレード、ソーラー・パネルとタイマー・コントロールの各施設への設置により、2023年比で稼働客室1室あたりの排出量原単位が5.7％削減されました。
• 廃棄物管理への取り組みの増加：食品寄付、生ゴミの堆肥化、アップサイクル活動など、廃棄物削減、リサイクル、再利用活動の採用拡大により、廃棄物総排出量の28％が埋め立て処分から回避され、前年度から5ポイント増加しました。
• 責任あるウォーター・スチュワードシップの支持：インフラの補修、プロアクティブな漏水検知、貯水容量の増強、水の再利用に重点を置いた節水に対するグループの取り組みの結果、稼働客室1室あたりの水利用効率は2023年比で5.1%改善しました。
• 海洋保全への先導的な取り組み：バンヤン・グループは、自社の事業活動による環境負荷を低減するために、修復活動や研究プロジェクトを重要な取り組みとして位置づけています。2024年にChina Environmental Protection Foundation（CEPF）と提携してサンゴ礁再生プロジェクトを立ち上げると同時に、モルディブのOur Marine Labを拡張し、こうした保全活動へのコミットメントを強化しました。
• 地域コミュニティへの支援強化：同グループは、教育、関与、雇用機会を通じて地域社会を向上させ、長期的な回復力を育成するというコミットメントを維持しました。当グループの特徴であるSeedlingsプログラムは、研修と指導を通じて93人の若者を育成し、2,515件のインターンシップの機会を提供しました。伝統の継承を支援し、農村部での生産を促進して地域経済を強化するための継続的な取り組みとして、同グループは職人ネットワークを拡大し、新たに従事する66グループを含む306の職人コミュニティを支援する製品を委託しました。
• Greater Good補助金による変革の推進：バンヤン・グループの30周年を記念して、2024年の創立記念日に、Banyan Global Foundationは、同グループが特定した主要なマテリアル・トピックに取り組む30のアソシエイト（従業員）主導のプロジェクトに資金を提供しました。プロジェクトは、当グループのホテルやリゾートが営業している地域社会に対する長期的な社会的、環境的、福祉的、財政的な利益などの基準に基づいて選定されました。プロジェクトの詳細については、こちらをご覧ください：「Greater Good Grants」

「持続可能性はバンヤン・グループの目的の礎であり、私たちの旅は、より野心的な気候変動対策、より深いコミュニティへの関与、そしてアソシエイトが行動を起こすためのより大きなサポートなど、今後ますますインパクトのある実践を拡大することを目指し、進化し続けます」とバンヤン・グループの副最高経営責任者であるHo Ren Yung氏は述べています。

「これを達成するため、私たちは、第一線および企業で働くすべてのシニア・レベルの従業員に対し、特定された重要課題に沿った主要業績評価指標を導入し、彼らが当社の目標達成を牽引できるように支援します。2025年に向けた進捗状況を確認しながら、私たちはアソシエイトの役割をさらに洗練させ、事業全体にわたって責任ある実践の統合をより有意義に支援していきます」と同氏は付け加えています。

バンヤン・グループの取り組み、行動、そして重要なサステナビリティ課題への対応に関する詳細については、「私たちの使命」をご覧ください。完全なレポートを読むには、「2024年サステナビリティレポート」をご覧ください。

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バンヤン・グループについて

バンヤン・グループ（「Banyan Tree Holdings Limited」または「同グループ」 - SGX：B58）は、目的を持つ独立系グローバル・ホスピタリティ企業です。同グループは、先駆者精神、デザイン主導の経験、責任ある管理への取り組みに誇りを持っています。その広範なポートフォリオは、20か国以上にわたり、90以上のホテルとリゾート、140以上のスパとギャラリー、さらに20以上のブランド・レジデンスを展開しています。主力ブランドであるBanyan Treeを含む12のグローバル・ブランドで構成され、それぞれが独自の特色を持ちながら、withBanyanの体験型メンバーシップ・プログラムの下で統一されています。「環境を慈しみ、人に自立の力を与える」という創業理念は、Banyan Global FoundationとBanyan Academyを通じて体現されています。バンヤン・グループは、ゲストの体験を向上させるリジェネラティブ・ツーリズムと革新的なプログラムに重点を置き、持続可能な旅の提唱者として業界をリードし続けるべく尽力しています。