愛猫が口から『よだれを垂らしている』のは危険?考えられる原因4選

2025-05-08 17:00

愛猫が「よだれ」を垂らしていると心配になりますよね。少し出る程度なら問題ないですが、実は重大な病気のサインである可能性も。今回は、猫がよだれを垂らすときに考えられる原因について解説します。

1.口腔トラブル

口を開けている猫

猫がよだれを垂らす場合、最も疑われるのが口腔内のトラブルです。猫は痛みを我慢しがちな動物のため、飼い主が気づかないうちに症状が進行しているケースも少なくありません。

よだれの原因としては、歯周病、歯肉炎、口内炎、歯の破損やぐらつきなどが代表的です。特に高齢の猫では歯周病が進行し、歯の根元に膿がたまっていることもあります。

口の中に異物が刺さっていたり、腫瘍ができている可能性もあります。また、慢性腎臓病が進行した場合や猫エイズウイルスの感染症も、口内炎が起きる原因となります。放置すると食事ができず体力を消耗してしまうため、早期対応が重要です。

2.ストレス

怒っている猫

猫は環境の変化や生活リズムの乱れにとても敏感。ストレスによって体調を崩すことがあり、よだれもその一つの症状として現れることがあります。

ストレスや緊張によるよだれは、病気とは異なり一時的なものですが、過剰なグルーミングや食欲低下、排尿トラブルなど、他の異常と一緒に見られることが多いです。

ストレスが原因でよだれを垂らしている場合は、猫にとって落ち着けるスペースを用意し、無理にかまわずそっとしておくことが効果的です。

3.熱中症

ベロを出している猫

暑い季節に注意が必要なのが、猫の熱中症です。猫は汗腺がほとんどなく、犬のように舌を出してハァハァと呼吸することも少ないため、体温調節が苦手です。

室温が高い環境下に長くいると、体温が急上昇し、口呼吸やよだれ、元気消失、ぐったりするなどの症状が現れます。

熱中症が疑われるときは、まず猫を涼しい場所に移動させ、冷たいタオルや保冷剤で体をやさしく冷やしながら、動物病院にすぐ連絡を取りましょう。重症化すると命にかかわる緊急事態です。室温管理と水分補給を徹底し、特に夏場は注意を怠らないようにしましょう。

4.中毒症状

毛繕いしている猫

猫がよだれを大量に垂らしている場合、中毒症状の可能性もあります。猫は好奇心旺盛な動物ですが、体が小さく代謝機能も人間とは異なるため、ほんの少量でも有害なものを口にすると中毒を起こしてしまいます。

中毒を起こすと、よだれに加えてけいれん、嘔吐、下痢、ふらつき、意識障害などの症状が見られることもあります。異変に気づいたらすぐに病院へ連絡し、摂取した可能性のある物を持参すると、診断がスムーズになります。

まとめ

黒猫

猫がよだれを垂らすのには、さまざまな原因が考えられます。軽度なストレスから命に関わる中毒症状まで、状況によって対処法は異なりますが、共通して言えるのは「早期発見・早期対応が大切」ということ。

日ごろから猫の様子をよく観察し、「なんだかいつもと違う」と感じたときは迷わず動物病院を受診しましょう。

関連記事

不器用なパパが『猫の歯磨き』に挑戦した結果…想像以上の"結末"に反響続々「ママと何が違うんだろうw」「素晴らしい努力」の声
1日に何回呼ばれても『返事しながら駆け寄ってくれる猫』→微笑ましすぎる光景に「ただただ可愛い」「争奪戦で笑った」と14万再生
新入り赤ちゃん猫をかわいがる先住猫→愛がエスカレートしてしまい…まさかの『子猫の神対応』が23万再生「優しすぎる世界」「心が洗われた」
猫が人間に『好影響』を与えること5つ
中庭で4匹の猫とひなたぼっこ→昼寝中のパパに猫が近づいて…まさかの『尊すぎる行動』に悶絶「かわいいが大渋滞」「見ているだけで幸せ」

  1. 東京・赤坂の“個室サウナ店夫婦死亡火災” フロントにつながる非常用ボタンの電源が切れていた可能性 警視庁
  2. 衆議院の議員定数削減「国勢調査踏まえ成案得る」 高市総理と維新・吉村代表が会談
  3. たまご平均価格1パック308円 調査開始以降の最高値を更新
  4. 小5男児がトラックにひかれ死亡 「やや焦って自分の進路の遠くを見ていた」運転の男(65)を逮捕 過失運転傷害の疑い 東京・板橋区 警視庁
  5. 【 花總まり 】 浦井健治も驚きの〝殺し屋〟役でアクション初挑戦 「エリザベート様がお転婆に…」 中山優馬「花ちゃんについていきます」
  6. 自身のデジタルドメインを確保するためのロードマップを公開
  7. 石川祐希は第2セット途中で登場 世界最強クラブ決定戦でペルージャが白星発進 次戦は西田らの大阪Bと激突【バレー】
  8. 中国広東省でコカイン430キロ押収 アメリカからの情報により摘発 米中「麻薬取り締まり」協力をアピールか
  9. 「進路の遠くの方を見ていた」東京・板橋区で小5の男の子がトラックにひかれ死亡 運転していた会社員を現行犯逮捕【news23】
  10. “衆議院の議員定数削減”来年の通常国会で成立を目指すことで合意 高市総理と維新・吉村代表が会談
  1. 「進路の遠くの方を見ていた」東京・板橋区で小5の男の子がトラックにひかれ死亡 運転していた会社員を現行犯逮捕【news23】
  2. 中国広東省でコカイン430キロ押収 アメリカからの情報により摘発 米中「麻薬取り締まり」協力をアピールか
  3. 妊娠・出産を理由に「不戦敗」となるタイトル戦の規定削除 日本将棋連盟が発表
  4. トランプ大統領がイギリスBBCを提訴 約1兆5000億円請求 “恣意的編集”めぐり
  5. 石川祐希は第2セット途中で登場 世界最強クラブ決定戦でペルージャが白星発進 次戦は西田らの大阪Bと激突【バレー】
  6. 「自称・一夫多妻」の男とその妻ら3人逮捕…20代女性との性交動画を盗撮し動画サイトに投稿したか 警視庁
  7. 小5男児がトラックにひかれ死亡 「やや焦って自分の進路の遠くを見ていた」運転の男(65)を逮捕 過失運転傷害の疑い 東京・板橋区 警視庁
  8. “衆議院の議員定数削減”来年の通常国会で成立を目指すことで合意 高市総理と維新・吉村代表が会談
  9. 東京・赤坂の“個室サウナ店夫婦死亡火災” フロントにつながる非常用ボタンの電源が切れていた可能性 警視庁
  10. たまご価格が過去最高値 1パック308円 エッグショック超え
  11. 追いかけっこをする2匹のネコ→『噛み逃げ』が起きた結果…思わず笑ってしまう展開が話題「お姉ちゃん強しw」「ケンカするほど仲がいい」
  12. 【速報】カンボジア南部シアヌークビルで日本人16人拘束 特殊詐欺に関与か 中国系企業によるカジノ開発などの影で国際犯罪拠点に