愛猫が飼い主さんに対して『信用できん』と思っているサイン3選 どんなことがきっかけで絆が壊れる?
猫との暮らしで「あれ?なんだか最近、距離を感じるかも…」と不安になることはありませんか?実は、猫の「信用できないかもサイン」が見られたら、絆を修復するための行動が必要です。ここでは、飼い主さんに対して警戒している3つのサインと、信頼を取り戻すためにできることを紹介します。
1.目をそらし続ける

猫は基本的に、信頼している相手には目を細めたり、まばたきをゆっくりする「リラックスサイン」を見せます。
逆に、じっと見つめた後にすぐそらす、そもそも視線を合わせないといった行動は、「あなたを信用していないよ」という無言のメッセージかもしれません。
猫の「アイコンタクト」は信頼関係のバロメーターです。信頼していない相手には無意識に距離をとろうとするのでしょう。
2.近づくとすぐ逃げる

愛猫が近寄るどころか、ちょっと近づいた瞬間にスッと逃げてしまう…。これは「警戒モード」に入っているサインです。
猫はもともと、危険から自分を守るため本能的に距離をとろうとします。過去に「大きな声で怒られた」「無理やり抱っこされた」といった経験があると、あなたのことを「怖い存在」と認識してしまっているのかもしれません。
猫によっては、少し神経質な面や臆病な性格の猫もいますので、人が思っている以上に周囲に敏感になっている場合があります。
猫が安心できるように高い場所や隠れ家を作ってリラックスできる場所を増やしてあげましょう。
3.撫でようとすると怒る

大好きな猫に手を伸ばしただけで「シャーッ!」と怒られたり、甘噛みではない本気の噛みつきをしてきたら、かなり警戒心が高まっている証拠です。
原因として考えられるのは、「猫の気持ちを無視した接し方」を過去にしてしまっている可能性があります。
たとえば、眠いときにしつこく構う、無理にスキンシップをとり続けるなど、猫の嫌がることを繰り返し行ったことで「この人は自分の気持ちをわかってくれない」と感じてしまいます。
猫との絆を深めるには、猫の状況や仕草をよく見ながら、猫のサインにきちんと気づき、そっとしてあげる思いやりが大切です。
まとめ

猫に「信用できない」と思われたとしても、あきらめる必要はありません。気づいた今から少しずつ取り戻すことはできます。
大切なのは、無理に距離を詰めようとせず、猫のペースを尊重して待つこと。そして、怒ったり怖がらせたりしない「安心できる存在」になることです。
警戒心の強い猫は、よく人の様子を見ているため、猫への配慮や小さな積み重ねが大きな絆に育っていきます。焦らず、やさしく、猫が心から安心できる人を目指して絆を深めていきたいですね。
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