Supermicro、AMD EPYC™ 4005シリーズプロセッサー搭載の新型MicroCloudで軽量エントリークラス向けマルチノードソリューションを提供、サーバーインスタンスあたりクラス最高のコスト効率と密度を実現

2025-05-13 23:00
  • 従来の1Uサーバーと比較して3.3倍の高密度を実現し、データセンターのラックスペースと電力の節約を最大化、TCO全体の削減に貢献
  • 1つのシャーシで最大10の物理的に分離されたサーバーノードを提供し、42Uラックあたり最大2080コアを実現、サーバー1台あたりのTDPは最低65Wと低消費電力を実現

サンノゼ(カリフォルニア州), 2025年5月15日 /PRNewswire/ -- AI、クラウド、ストレージ、5G/エッジ向けの総合ITソリューションプロバイダーであるSupermicro, Inc.NASDAQ: SMCIは、AMDベースのEPYC™ 4000シリーズCPUに新たに加わったAMD EPYC™ 4005シリーズプロセッサーを搭載した複数のSupermicroサーバーの出荷を開始したと発表しました。これらのサーバーは、性能密度、スケーラビリティ、コスト効率の最適なバランスを実現するよう最適化されています。Supermicroは、ITインフラのスペース、電力、コストを最適化したいと考える企業に最適な3Uフォームファクターにて、10ノード構成のCPUバージョンおよび5ノード構成のCPU+GPUバージョンからなる新型Supermicro MicroCloudマルチノードソリューションを提供します。SupermicroのMicroCloud製品群は、シャーシ、電源、冷却を共有しつつ、物理的な分離を維持することが求められる専用ホスティング市場を主なターゲットとしています。

New MicroCloud Servers Powered by AMD EPYC 4005 Processors
New MicroCloud Servers Powered by AMD EPYC 4005 Processors

「Supermicroは、最新のAMD EPYC 4005シリーズプロセッサーを搭載した新しいSupermicro MicroCloudマルチノードソリューションの追加により、オンプレミス環境やクラウドサービスプロバイダーが求める、コンパクトな3Uフォームファクターで高性能かつコスト効率に優れたソリューションのニーズに最適化された製品を提供し、幅広いユースケースに対応する革新的なラックスケールソリューションを市場に先駆けて継続的に提供しています。」と、SupermicroのIoT/組込み・エッジコンピューティング部門副社長であるMory Lin氏は述べています。「これらのサーバーは、標準的な42Uラックで最大2080コアを提供し、エンタープライズおよび中小企業におけるデータセンターのラックスペースとTCOの大幅な削減に貢献します。」

AMD EPYC 4005シリーズCPUを搭載したSupermicroサーバーの詳細は、以下のリンクをご覧ください:https://www.supermicro.com/en/featured/epyc-4000-series

Supermicro MicroCloudサーバー製品群は、Supermicroの業界で実証済みの設計を利用しており、シャーシあたり最大10 CPUノード、または最大5 CPU+GPUノードまで拡張可能です。Supermicroは、最新のエントリークラス向けデータセンターソリューションのラインナップにAMD EPYC 4005シリーズCPUを追加し、1U、2U、タワー型システムから、革新的な3Uマルチノード型のSupermicro MicroCloudサーバーに至るまで、幅広いシステムをサポートしています。3Uのラックスペースに最大10のサーバーノードを搭載可能なこのシステムにより、顧客は業界標準の1Uラックマウントサーバーと比較して、コンピューティング密度を3.3倍以上に高めることができます。新しいAMD EPYC 4005シリーズCPUは、最大16コアおよび最大5.7GHzのクロック速度を提供し、2基のPCIe 5.0 x8アドオンカード、または1基のフルハイト/フルワイドのx16 GPUによる高性能周辺機器のサポートを可能にします。この3Uマルチノード型Supermicro MicroCloudシステムは、省スペース設計と低消費電力を兼ね備えており、ウェブホスティングや専用ホスティング、クラウドゲーミング、コンテンツ配信ネットワーク向けに最適化されています。

「SupermicroとAMDは、第1世代のEPYC™ 4000シリーズ製品から協業を続けており、今回の最新EPYC™ 4005シリーズCPUとSupermicroのMicroCloudサーバーの組み合わせにより、要求の厳しいエンタープライズクラウドやAI駆動型ワークロードに対応する革新を共に実現できたことは大変素晴らしい成果です。」と、AMDのエンタープライズ・HPC事業部門コーポレートバイスプレジデントであるDerek Dicker氏は述べています。「私たちは、Supermicroをはじめとするパートナーと緊密に連携し、コスト効率に優れたエンタープライズソリューションのための差別化されたプロセッサーの開発に取り組んでいます。最新の『Zen 5』アーキテクチャと統合されたメモリおよびI/O機能により、当社の技術パートナーは、成長を続ける企業やデータセンターの特定のニーズに対応する、パワフルでありながら手頃なシステムを柔軟に構築することが可能になります。」

「特にスペースや電力に制約のある環境において、限られたリソースでより多くを実現しようとする企業にとって、AMDのEPYC 4005シリーズプロセッサーを搭載したSupermicroのMicroCloudのようなソリューションは、性能を損なうことなく計算密度を飛躍的に向上させる点で際立っています。」と、ForresterのシニアアナリストであるAlvin Nguyen氏は述べています。「この種のマルチノードかつモジュラー型アーキテクチャは、データセンターのラックスペースの節約や電力消費の削減、TCOの低減を目指すITサービスプロバイダーや中小企業にとって非常に適しており、さまざまなワークロードに対して効率的にスケールさせることが可能です。」

Supermicroのサーバーは、電力や冷却の共有といった機能を備え、省エネルギーかつ省スペースでありながら、AI駆動の高性能ソリューションを活用して新たなビジネス機会を拡大したいと考える企業やサービスプロバイダー向けに、専用サーバープラットフォームを提供します。高効率な「Zen 5」コアアーキテクチャを採用したAMD EPYC™4005シリーズプロセッサーは、6コアから16コアまでの構成を揃え、TDPは最低65Wと低消費電力を実現しています。また、L3キャッシュを大容量化し、レイテンシーを低減するAMD 3D V-Cache™テクノロジーを搭載したモデルも含まれています。高速なDDR5メモリを2チャネル(最大192GB)搭載し、28レーンのPCIe® Gen 5拡張性を備えたこれらのプロセッサーは、低消費電力かつ高密度なプラットフォームを提供し、日常的かつ長時間にわたる多様なビジネス処理ニーズに対応します。

これらのサーバーは、コスト効率・性能・管理のしやすさを兼ね備えた優れたバランスにより、中小企業、部門・支社向けサーバーユーザー、ならびにホスティング型ITサービスプロバイダーを対象に設計されています。AMD EPYC 4005シリーズプロセッサーは、シンプルなシングルソケット構成で、汎用的なサーバーワークロードに対して高いパフォーマンスを発揮するよう設計されています。

以下のシステムには、AMD EPYC™4005シリーズプロセッサーが搭載されています。

MicroCloud 10ノード

https://www.supermicro.com/en/products/system/microcloud/3u/as-3015mr-h10tnr

MicroCloud 5ノード

https://www.supermicro.com/en/products/system/microcloud/3u/as-3015mr-h5tnr

メインストリーム、1U

https://www.supermicro.com/en/products/system/mainstream/1u/as-1015a-mt

メインストリーム、2U

https://www.supermicro.com/en/products/system/mainstream/2u/as-2015a-tr (2U)

タワーサーバー

https://www.supermicro.com/en/products/system/mainstream/tower/as-3015a-i

Super Micro Computer, Inc.について

Supermicro(NASDAQ: SMCI)は、アプリケーション最適化の総合ITソリューション分野のグローバルリーダーです。カリフォルニア州サンノゼにて設立運営しているSupermicroは、企業、クラウド、AI、5G通信/エッジITインフラ向けの革新的な製品を市場に先駆けて提供することに取り組んでいます。同社は、サーバ、AI、ストレージ、IoT、スイッチ・システム、ソフトウェア、サポート・サービスを含む、トータルITソリューションのメーカーです。Supermicroのマザーボード、電源、およびシャーシ設計の専門知識は、さらに私たちの開発と生産を可能にし、グローバルな顧客のためのクラウドからエッジまでの次世代イノベーションを可能にします。製品は、インハウス(米国、アジア、オランダ)で設計・製造されており、グローバルオペレーションを利用して、スケールと効率性を高め、最適化によってTCOの改善と環境への影響を低減(グリーン・コンピューティング)します。受賞歴のあるServer Building Block Solutions®ポートフォリオでは、顧客が正確な作業負荷量と用途に合わせて、フォームファクター、プロセッサ、メモリ、GPU、ストレージ、ネットワーク、電源、冷却ソリューション(空調、フリーエアクーリング、液冷)の包括的なセットをサポートしている柔軟かつ再利用可能な、そしてビルディング・ブロックで構築されたシステムを、幅広いラインナップから選択して最適することができます。

Supermicro、Server Building Block Solutions、およびWe Keep IT Greenは、Super Micro Computer, Inc.の商標および/または登録商標です。

その他のブランド、名称、商標は、各所有者に帰属します。

写真 -https://mma.prnasia.com/media2/2685360/MicroCloud_Servers_Powered_by_AMD_EPYC_4005_Processors.jpg?p=medium600

ロゴ -https://mma.prnasia.com/media2/1443241/Supermicro_Logo.jpg?p=medium600

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