猫の健康を害する『ダメなお手入れ方法』4選とその理由 やり過ぎは猫の体にも負担が

2025-05-24 12:00

猫のために良かれと思ってやっているお手入れは、やり方によっては猫の体に負担になってしまうことがあります。ここでは、「猫の体と心を守るために避けたいお手入れ方法」とその理由を紹介します。愛猫が知らないうちにストレスをため込んでしまわないためにも、信頼関係を深められる方法で愛猫の健康を守りましょう。

1.爪を深く切りすぎる

爪きりされる猫

猫の爪切りは大切なお手入れのひとつですが、「深爪」は、猫の健康を害してしまうため注意が必要です。

猫の爪には「クイック」と呼ばれる血管が通っていて、そこを切ってしまうと出血するだけでなく、痛みやトラウマとなります。その後、嫌だった体験とお手入れを結びつけて記憶してしまうため、爪切りをする度に強く拒否するようになるでしょう。

猫の爪切りに慣れていない場合は、明るい場所でクイックの位置を確認し、爪の先端のとがった部分だけをほんの少しだけカットするのが基本です。わからないことや不安がある場合は、獣医師やトリマーに相談して行うようにしたいですね。

2.人用の綿棒を使って耳掃除

猫の耳

耳掃除で綿棒を使う人も多いですが、リスクもあるため避けたいお手入れ方法です。

猫の耳は人よりも繊細で、奥まで綿棒を入れたことによる炎症や外耳炎を引き起こしてしまうおそれがあります。猫は短い時間でもじっとしていることが難しいため、不意に動いて鼓膜を傷つけてしまうこともあるのです。

そもそも猫は自浄作用が高く、正常であれば耳の中は自然にきれいな状態が保たれます。少し汚れが気になるときは、猫用のウエットタイプの耳掃除シートで軽く拭いてあげましょう。

もしも黒い汚れやにおいが気になる場合は病気のサインかもしれないため、自己判断せずに獣医師に相談すると安心ですよ。

3.シャンプーの頻度が多すぎる

猫シャンプー

猫を「月に1~2回は洗わないと!」と考えてしまうかもしれませんが、これは必ずしも適切な頻度ではありません。

猫は自分で毛づくろいをして清潔を保つことができるため、頻繁なシャンプーはかえって皮膚バリアを壊してしまい、フケやかゆみの原因になることがあります。

また、猫の性格によってはシャンプー中のストレスも猫の健康上心配なところがあります。

「水に塗れること」「シャワーやドライヤーの音」「拘束される空間」など、すべてが猫にとっては非日常で、不安や大きなストレスを与えてしまうからです。

猫の性格や被毛の状態を見てシャンプーの頻度を調整したり、水を使わないドライシャンプーやブラッシングを活用して猫に合ったケアをしてあげましょう。

4.ひげを短くカットしてしまう

猫のひげ

猫のひげはただの飾りではなく、周囲の距離感を測ったり、空間を把握したりするための「感覚器官」です。

ひげを切られてしまうと壁にぶつかりやすくなったり、高いところへのジャンプを失敗したりと、猫の日常の行動に支障がでてしまうため、健康を害することにつながります。

見た目がすっきりするからといって、ストレスを与えてしまうだけなので、ひげをカットするのは絶対に避けましょう。

まとめ

怒る猫(ベンガルキャット)

猫を大切に思う気持ちから始めたお手入れも、やり方を間違えると逆効果になってしまうことがあります。

深爪や綿棒で耳掃除、頻繁なシャンプー、ひげのカットなどは、いずれも猫の体や心に負担をかける可能性があるため注意しましょう。

猫は繊細でデリケートなので、日頃のお手入れは「猫が心地よくいられるサポート」という視点を持つこと大切です。

猫に極力ストレスを与えないことやさしい気づかいが、愛猫の健康と幸せな毎日につながります。猫にとって本当に心地よいケアを目指していきたいですね。

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