猫と『距離を取ったほうがいい』タイミング7選 興奮時や睡眠中…そっとしておくべきときとは

2025-05-26 17:00

猫が興奮している場合に、熱血教師よろしく猫の肩に手を添えながらこんこんとお説教をしても、おそらく猫は静かにはなりません。シャーッと威嚇され、猫パンチを喰らって返り討ちにされるだけでしょう。どんなに甘えん坊な猫でも、時には距離を取り、少し離れたところから様子を伺ったほうが良い場合もあります。どのようなタイミングなのか、みていきましょう。

猫と距離を取ったほうがいいタイミング

1.怒って興奮している時

怒っている猫

普段はどんなに甘えん坊の猫でも、怒って興奮している時は、距離を取ったほうがいい代表的なタイミングです。相手が飼い主さんであってもお構いなしにシャーッと威嚇し、猫パンチで引っ掻かれたり、場合によっては噛みつかれたりするかもしれません。

愛猫の興奮を鎮めさせるためにも、飼い主さんの身の安全を図るためにも、少し離れた場所から愛猫を見守るようにしましょう。時間が経てば、猫は必ず落ち着きます。よほどのことがない限りは、手を出さないようにしましょう。

2.不機嫌な時

怒って興奮している時ほどではないにしろ、不機嫌な時も距離を取ったほうがいいタイミングだと言えるでしょう。飼い主さんや環境などに不満がある場合、猫は不機嫌になり、自分から飼い主さんとは距離を取った場所で過ごしています。

耳を後ろに反らしたイカ耳になっていたり、尻尾をパタンパタンと大きく床に打ちつけていたりと、その行動から不機嫌なサインを見せているはずです。そういう時に、無理に猫とスキンシップを図ろうとすると、一瞬にして威嚇行動に転じることもありますので、注意が必要です。

3.眠っている時

猫は眠っていることの多い動物ですが、そのほとんどがうとうとしているような状態で、熟睡している時間はごくわずかです。しっかりと眠らせてあげることで、猫は体力を回復したりその日に体験した記憶をしっかりと定着させたりできます。そのため、猫が眠っている時も、かわいらしいからと撫でたり声をかけたりせず、静かに見守り、寝かせてあげることが大切です。

4.食事中

食事中の猫

野生の猫や多頭飼育の猫であれば、他の猫に自分の食事を取られないようにと必死になるのも理解できますが、実は単頭飼育の猫も、食事中は周囲をそれとなく警戒していることが多いようです。おそらく、持って生まれた習性なのでしょう。食事中の猫に対しても、ちょっかいをかけずに静かに距離を取って見守ってあげるようにしましょう。

5.トイレ中

トイレ中はとても無防備な状態になるため、やはり猫は周囲に注意を払っています。相手がたとえ飼い主さんであっても、ジロジロと排泄している行為を観察されるのは、落ち着かず、気分が良くないでしょう。

ただし、猫は腎臓系の病気に罹ることが多いため、トイレに入ったら距離を取り、離れた場所からこっそりと、排泄の様子や排尿回数などを観察するようにしましょう。排尿の回数や量、排泄時の様子の変化は、泌尿器系の病気を早期に発見するためにとても役立ちます。そして排泄後は、トイレの掃除もお忘れなく。

6.体調を崩している時

私たち人間も、体調を崩して寝ている時は、たとえ優しい言葉をかけられたとしても放っておいて欲しいと思ってしまうものですが、それは猫も同じです。

体調を崩して自宅で投薬治療中などの猫に対しては、あまりしつこく構わずに、静かに少し距離を置きながら優しく見守るようにしてあげましょう。もちろん、猫の方から甘えてきた時には、優しく声をかけながら、あごの下や耳の付け根などの猫が喜ぶ部位をそっと撫でてあげましょう。

7.怖くて身を隠している時

身を隠す猫

外から雷鳴や工事の騒音、暴風が吹き荒ぶ音や花火の音などが聞こえると、怖がって逃げ出し、物陰に隠れて出てこなくなる猫がほとんどです。その場合、猫はとても強い恐怖心と闘っている状態ですので、心配でも追いかけたり抱き上げたりしないようにしましょう。

とは言え飼い主さんも心配でしょうから、猫がいつでも身を隠せる静かで落ち着ける隠れ家を幾つか用意してあげて、飼い主さんがすぐに猫の居場所を把握できるようにしておくと安心です。

こんな時は注意が必要!

ぐったりしている猫

猫が体調を崩している時は距離を取ったほうがいいタイミングだとご紹介しましたが、体調を崩している猫が、自ら身を隠そうとした場合には注意が必要です。飼い主さんからも身を隠そうとしている場合、体調がかなり悪化していることが多いからです。

通院加療中の猫でいつも以上に体調が悪そうな場合や、隠れ家から出てこようとしないような場合は、電話等で愛猫の様子を動物病院に相談し、必要に応じてすぐに動物病院に連れて行けるように準備をしておくと良いでしょう。

まとめ

適度な距離感でお互いに寛ぐ猫と飼い主

どんなに甘えん坊で飼い主さんに懐いている猫でも、たまにはひとりで静かに過ごしたい時や、窓の外に見える風景の観察に集中したい時もあるでしょう。今回ご紹介したようなシーン以外にも、猫が集中しているような時など、常に愛猫の気持ちに寄り添いながら、必要に応じて少し距離を置いて見守ってあげるタイミングを大切にしてあげましょう。猫の気持ちに寄り添い、程よい距離感を保つことで、猫はかえって信頼感を高めてくれるはずです。

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