厳しい環境を生き抜いてきた野良猫の幸せビフォーアフター!人間の愛情に初めて触れた猫は…
近づくとサッと逃げてしまう野良猫の信頼を得るには大変な忍耐が必要ですが、動物保護団体スタッフである女性は、これをやり遂げ、幸せな家猫をまた増やしてくれました。
身も心も暖かな暮らしをゲットした野良猫
野良猫のコロニーを発見
動物保護団体のサファード・キトンズ・アニマル・レスキュー (Suffritted Kittens Animal Rescue) 創始者であるエミリーさんは、仕事帰りに通る自動車修理工場の前にチャトラ猫がいるのに気がつきました。
野良猫のようです。
見過ごせなかったエミリーさんは、車からおり、食べ物を与えました。警戒していた猫も空腹には勝てずに食べ始めます。
すると、次々に現れる野良猫の姿に、エミリーさんは野良猫のコロニーであることに気付きました。
保護
その後エミリーさんとスタッフはコロニー内の野良猫たちの保護に取り組みますが、このチャトラ猫だけは捕獲器にも近づかない警戒ぶりで、保護できそうにもありませんでした。
エミリーさんは毎晩同じ時刻に食べ物を運び忍耐強く待ちました。
そして数週間が過ぎた頃、やっとチャトラ猫からの信頼が少しづつ得られ、エミリーさんの姿が見えると近寄ってくるように♪
そして見事に捕獲成功!
暖かいベッドと食べ物
施設に運ばれたチャトラ猫は「レオ」と名付けられました。健康チェックを受けると、数本の歯が折れ、耳も変形し、肉球には傷や感染症とまさしく満身創痍、野良生活の厳しさが伝わります。
その夜、お腹いっぱい食べ、屋内の暖かでふわふわのベッドで眠るのはレオにとって初めての経験でした。
安全な家猫に
快適な生活を通してレオの心もだんだんとほぐれてきたのか、人間への信頼も増してきたようで、エミリーさんの手から直接食べ物を食べるようにもなりました。
数週間後には撫でさせてくれるようになり、お気に入りはアゴを撫でてもらうことです♪
これで里親募集に参加できるようになりましたが、なかなかお家が決まりませんでした。数週間後、やっとレオに興味を持ってくれた家族が現れ、実際に会うと一目惚れで家族に迎え入れてくれることになりました!
名前は新しく「テディー」に決まり、お家に来た初日はお部屋の中を探検して周り落ち着かない様子でしたが、すぐに慣れ、まるで「王様」のようにゆったりくつろぎ始めたのだとか♪
遊び好きの性格も開花し、お気に入りは恐竜のぬいぐるみで寝る時も一緒だそうです。可愛いですね!
先住猫の「バーディー」ともすぐに仲良くなって、毎日追いかけっこをして遊んでいます。
野良猫時代とはまったく違う生活を手に入れテディー、今では自信に満ちて遊び好きな人間と暮らすハッピーな家の子です。
まとめ
過酷な野良生活を送る猫を安心安全な家猫として送り出してくれたエミリーさんたちに感謝です。お腹いっぱい食べて暖かなベッドで安心して眠る子が1匹でも増えますように。
- テディーのビフォーアフターはこちらでどうぞ
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:BazPaws
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