迫力満点な『大型猫種』3選 ギネス記録を連発する品種も…飼育上の注意点も紹介

2025-05-28 20:00

ふわふわな毛並みと堂々とした体格で、ひときわ存在感を放つ大型猫種。見た目のインパクトとは裏腹に、甘えん坊で穏やかな性格の子が多いというギャップもまた、魅力のひとつです。今回は、そんな大型猫種たちの特徴や性格、飼う際のポイントなどをご紹介します。

1.メインクーン

メインクーン

ワイルドキャットを除けば、メインクーンは世界最大級のイエネコ種で、ギネス記録の常連といえば、圧倒的にメインクーンが挙げられます。

世界一体長の長い猫は、イタリアに住むメインクーンの「バリベル」くん。なんと体長120cmもあり、2018年にギネスに認定されました。

メインクーンの特徴

アメリカ原産のメインクーンは、ふさふさの長毛と堂々とした体格が特徴です。顔周りには、ライオンのようなたてがみがあり、見た目はちょっぴりワイルドですが、性格はとてものんびり穏やかで社交的。

ほかの猫や犬とも仲良くできる子が多く、多頭飼いにも向いています。

メインクーンを飼うときの注意点

メインクーンの毛質はやや硬めで絡みにくいのですが、長毛種であることと抜け毛の多さから、毛玉や消化管内での毛球症のリスクがあり、毎日の丁寧なブラッシングが必須です。

身体が大きく体重も重いため、飛び降りる際の衝撃が大きい傾向にあります。猫が上り下りするキャットタワーや棚の周りには、滑りにくい素材を敷くなど転倒防止の工夫をすると安心です。

メインクーンが先天的にかかりやすい病気

純血統としてブリードされていることから、遺伝性の疾患を引き継いでしまう可能性があります。メインクーンがかかりやすい病気には、次のようなものがあります。

  • 肥大型心筋症:心筋が分厚くなることで心臓の機能が低下し、心不全や突然死を引き起こす。
  • 股関節形成不全:股関節の構造に異常があり、痛みや歩行困難の原因となる整形外科疾患。
  • 多発性嚢胞腎:腎臓に嚢胞(液体の袋)ができ、腎機能が徐々に低下していく病気。
  • 脊髄性筋萎縮症:筋肉が徐々に衰える遺伝性疾患。見た目の異常が早期に現れます。

2.ラグドール

ラグドール

ぬいぐるみという意味の「ラグドール」は、名前の通り、優しく穏やかで抱っこしても嫌がらない猫を目指して改良された猫種です。

ラグドールの特徴

ラグドールは、もともと大型にすることは目的ではなかったものの、交配種(バーマンなど)によって、結果的に現在の大きさになりました。

バーマン譲りの青い瞳と、美しいカラーの毛柄が印象的です。穏やかで飼い主に従順なコが多いので、初めて猫を飼う方にもおすすめです。

ラグドールを飼育するときの注意点

穏やかな性格が故に我慢強く、飼い主が知らぬ間にストレスを抱えている可能性があります。体調不良やストレスサインを見逃しやすくなるため、細かく観察しましょう。

毛質が柔らかく長いために毛玉ができやすいです。脇やお腹などの毛玉は皮膚を引っ張ってしまい痛みも伴うため、こまめなブラッシングで毛玉ができないようケアしてあげましょう。

また、おとなしい気質でのんびりしているため、狩猟の疑似体験である「遊び」もあまり好きではない子が多くいます。運動不足から肥満になりやすいため、日頃から遊びでの運動を意識的に取り入れる必要があります。

先天的にかかりやすい病気

ラグドールは比較的身体が丈夫だと言われていますが、メインクーンと同じく遺伝性の「肥大型心筋症」になりやすい傾向があります。ラグドールは原因遺伝子が特定できているため、遺伝子検査であらかじめリスクを調べることができます。

また、猫種に限らず発生があるもののラグドールに多い可能性が示唆されている疾患として「消化管好酸球性硬化性線維増殖症(GESF)」が見られます。胃や腸にコブができ、それが増加してしまう病気で、初期症状は定期的に吐くだけで元気や食欲はあるため、誤飲や毛玉と見分けがつきにくく、非常に見逃しやすい病気です。

3.ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャット

北ヨーロッパ原産のノルウェージャンフォレストキャットの特徴は、なんといっても豊かな長毛。極寒にも耐えられるようボリュームのある被毛が、なんともゴージャスな雰囲気を作り出しています。

ノルウェージャンフォレストキャットの特徴

フォレストキャットの名前から、あたかもワイルドキャットのようなイメージがありますが、実は常に人間の周囲で生きてきた歴史があり、知能が高く、温厚でフレンドリー。まるで「犬のよう」だと形容されることもあるほどです。

見た目こそ豪華な雰囲気ですが、骨格がしっかりとした筋肉質な体型でありながら、とてもしなやかで、木登りが得意という活発さも持ち合わせています。

ノルウェージャンフォレストキャットの飼育上の注意点

長毛が故の宿命で、被毛のお手入れはとても大切です。アンダーコートの量が多いため、毛玉ができやすく毎日のブラッシングはかかせません。

ノルウェージャンフォレストキャットの毛は、もともと寒冷地に対応しているため、日本の高温多湿の気候では、暑い時期には熱を発散できずに熱中症の危険が高まります。エアコンなどで室温管理を徹底するようにしましょう。

先天的にかかりやすい病気

ほかの大型種同様に、ノルウェージャンフォレストキャットも「心筋症」には注意が必要です。

また非常に稀ではありますが、赤血球が壊されて貧血を引き起こす「ピルビン酸キナーゼ欠損症」と体内酵素の異常で重篤な神経・筋肉症状を起こす「グリコーゲン蓄積症」という疾患が知られています。

これらは遺伝子検査でリスクがわかります。ブリーダーから迎える場合は、親猫の検査履歴を確認させてもらうとよいでしょう。

まとめ

大きいメインクーンを抱く女性

大型猫種は、メインクーンのように社交的なタイプやラグドールのようにお互いにスキンシップを楽しめるタイプ、ノルウェージャンのように知的で一緒に遊べる活発なタイプなど、同じ大型猫の中でも傾向はさまざまです。

もちろん、猫なので個体差はありますが、多くの家庭で飼いやすい傾向にあるのも、大型猫の魅力といえるでしょう。

ただ、これらの魅力の裏側には、毎日の被毛ケアや繊細な健康管理、運動不足や暑さへの配慮といった飼い主としての責任と多少の手間が伴います。

特に遺伝的な疾患へのリスクは見た目からはわかりにくいため、しっかり知識を持ち、信頼できる情報源とつながっておくことが大切です。

関連記事

仕事中の飼い主さんに構ってほしい猫…悶絶する人続出の『可愛すぎるアピール』が1074万再生「仕草が最高に可愛い」「俺だったら耐えれん」
台風の日に寄ったコンビニで『今にも消えそうな猫の声』→確認したらゴミ袋の中に……「温かい涙が止まらない」「素敵な話」感動エピソードが反響
網戸越しに猫が…ポーズを見てみると?→思わず癒される『可愛すぎる姿』が84万表示「刑事が手帳見せるときみたい」「猫菩薩かと思った」の声
猫が「あごのせ」してくる5つの心理
『初めてケージから出た保護猫』→先住猫と対面したら…まさかまさかの反応が凄すぎると4万再生の反響「良い兄弟になりそう」「本当に驚いた」

  1. 「Def Tech」の西宮佑騎被告 保釈 「ごめんなさい」深々と頭下げる 麻薬取締法違反の罪で起訴
  2. 茨城・常陸太田市の住宅・工場火災は山林に延焼中 栃木・鹿沼市の山林でも火事 関東各地で山火事相次ぐ
  3. 大怪我から復帰の須貝龍「完走できて幸せな気分」2、3日前までうまく歩けず「できることはやった」【ミラノオリンピック】
  4. バイクに乗った高校2年の男子生徒(17)が駐車中のトラックに衝突 意識不明の重体 栃木・大田原市
  5. 古野慧はメダルまであとわずか...「本当に悔しい」と涙、過酷レース乗り越え日本人過去最高4位【ミラノオリンピック】
  6. 井端監督、負傷報道の松井裕樹について「もうちょっと待機」ダルビッシュ「元気そうにはしています」【侍ジャパン】
  7. スキークロス・須貝龍は1回戦組3位...全治6か月の大ケガから2か月で五輪挑むも敗退、古野慧は組1位で準々決勝進出 ! 【ミラノオリンピック】
  8. 【 平原綾香 】井上芳雄と〝チャリティー交換〟で助け合い 「四股を踏む」「お肉やパスタも食べて」 コンサート前のルーティンも告白
  9. 猫が『撫でられた場所をすぐに舐める』ときの理由5つ 嫌だったの?行動に隠された意味とは
  10. 『愛情不足』になっている犬が見せる行動5選 孤独を感じているサインとは?
  1. 【速報】麻薬取締法違反の罪で起訴された音楽デュオ「Def Tech」の西宮佑騎被告が保釈される
  2. バイクに乗った高校2年の男子生徒(17)が駐車中のトラックに衝突 意識不明の重体 栃木・大田原市
  3. スキークロス・須貝龍は1回戦組3位...全治6か月の大ケガから2か月で五輪挑むも敗退、古野慧は組1位で準々決勝進出 ! 【ミラノオリンピック】
  4. 全治6か月の大ケガから本番へ スキークロスのエース・須貝龍 タイムトライアルで19位、古野慧が2位 ともに北京のリベンジに挑む【ミラノオリンピック】
  5. 古野慧はメダルまであとわずか...「本当に悔しい」と涙、過酷レース乗り越え日本人過去最高4位【ミラノオリンピック】
  6. 井端監督、負傷報道の松井裕樹について「もうちょっと待機」ダルビッシュ「元気そうにはしています」【侍ジャパン】
  7. 猫があなたに『ごめんなさい』と伝えているサイン5選 意外な仕草に気持ちが表れている?
  8. 猫が『撫でられた場所をすぐに舐める』ときの理由5つ 嫌だったの?行動に隠された意味とは
  9. 【 平原綾香 】井上芳雄と〝チャリティー交換〟で助け合い 「四股を踏む」「お肉やパスタも食べて」 コンサート前のルーティンも告白
  10. 『愛情不足』になっている犬が見せる行動5選 孤独を感じているサインとは?
  11. 大怪我から復帰の須貝龍「完走できて幸せな気分」2、3日前までうまく歩けず「できることはやった」【ミラノオリンピック】
  12. 犬が『体を震わせる』理由5選 主な要因や今すぐに病院へ行くべき状態まで