猫が『しかめっ面』しているときの3つのキモチ 怖い顔だけど、必ずしも怒っているわけじゃない?

2025-06-14 11:00

クールと思われがちな猫にも、さまざまな表情の変化があります。そのひとつが、「しかめっ面」です。大げさに言えば、愛猫が鬼瓦風の顔になるとき、どんな心理状態になっているのか、3つのパターンを紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。

1.真剣にフェロモンを確認中!

フレーメン反応のようなしかめっ面の猫

猫が「しかめっ面」になりやすいのは、いわゆる「フレーメン反応」の場面です。「フレーメン反応」とは、猫の上あごにあるヤコブソン器官(鋤鼻器)を使って、対象の匂い、とりわけ、フェロモンを分析している様子を指します。

口を半開きにしたまま、まるで一時停止したかのような猫の顔は、マジ顔とも、ビックリ顔とも言える表情で、初めて目の当たりにした飼い主さんは、「ギャグのつもり…」と一瞬、とまどってしまうかもしれません。

匂いをチェック中に、猫が思わずヘン顔になってしまうのは、口をぽかんと開けると、ヤコブソン器官(鋤鼻器)を通じて、空気中の匂い物質をより多く取り込みやすくなるからです。

いわば、「フレーメン反応」時の愛猫のヘン顔は、匂い分析官として業務に没頭している証拠であり、決して飼い主さんを笑わせようとしているわけではありません。匂いの分析対象は、自分のお尻の匂いから飼い主さんの足の匂いや汗まで多岐に渡ります。

もし愛猫が飼い主さんの靴下の匂いを嗅いで、鬼瓦風に「フレーメン反応」していたら、国宝級の悪臭に戦慄しているのではなく、実は、フェロモンの正体を念入りに調べているだけです。ご安心ください。

2.単にまぶし過ぎるから

まぶしげなアメショ

2つ目に考えられる気持ちは、「単にまぶしいから」というものです。

猫の眼は、視力自体は0.1~0.2ぐらいですが、暗視能力が非常に優れています。

ある程度の光さえあれば、猫が暗いところでもスムーズに歩けるのは、網膜の裏側にタペタム(網膜に取り込んだ光を増幅させる輝板)があるからです。そのため、人間にとっては平気な明るさでも、猫にはひどくまぶしく感じることがあります。

特に、遮光カーテンを開けた瞬間や暗がりから急に明るいところへ移動したときなどに、まぶしさのあまり、猫は目を細めたうえで、あたかも「しかめっ面」のような表情を浮かべます。

私たち人間で言えば、ほの暗い喫茶店から、真夏のカンカン照りの往来に出たときと同じ状況です。

さらに、猫の場合、まぶしさだけでなく、今にも寝入りそうなときにも、目をトロンとさせながら、「しかめっ面」になる瞬間があります。

3.恐怖や不安、ストレスを感じている

犬に怯える猫

怒りを含め、恐怖や不安、ストレスなどのネガティブな感情に支配されたときにも、猫の顔が「しかめっ面」のような状態になります。

前述した「フレーメン反応」や「まぶしさ」との違いの見分け方は、「イカ耳(両耳を横や後ろに倒す)」や「瞳孔が開く」といった外観の変化が表れるかどうかです。猫は、たとえば、自分よりも強い猫に出くわすと、警戒する意味で、イカ耳になり、瞳孔が開きます。

いずれにしても、この場合の「しかめっ面」は、ストレスサインのひとつであり、飼い主さんは愛猫が何に対して不安を感じているのか、まずは見極めてください。

ちなみに、おうちで暮らす猫が「イカ耳」状態になりやすいのは、「動物病院へ出かける」「シャンプー」「爪切り」などの苦手なイベントが間近に迫ったときです。

早くおうちに帰って、愛猫と遊びたい日に限って、なぜか苦手な上司から食事に誘われる―そんなとき、飼い主さんも「しかめっ面」&「イカ耳」人間になっているかもしれません。本音がバレないように、愛猫を見習って、あくまでクールフェイスを保つようにしましょう。

まとめ

しかめっ面なブリティッシュ・ショートヘアー

本記事では、「しかめっ面」状態の猫の気持ちを考察してみました。

結論から言うと、猫が「しかめっ面」になるのは、フェロモン・チェックに忙しかったり、単にまぶしかったり、不安感にとらわれたり、状況によってさまざまです。

猫のクールな顔には、実は、微妙なグラデーションが隠されています。そのことに気づけば、愛猫に対する理解もよりいっそう深まるかもしれません。

愛猫が常に上機嫌でいてくれると、飼い主さんもうれしくなるはずです。これからも、愛猫に寄り添った形で、日々、フォローしてあげてください。

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