ホスピスで愛される猫の歯科治療のため、24時間もたたずに「目標の寄付額」が集まる ニュージーランド

2025-07-07 06:00

ホスピスで患者や家族の心を癒してきた猫。歯科治療が必要になり、高額な医療費をまかなうためにウェブ上で寄付を呼びかけることになりました。すると、これまで猫に感謝していた人々から、たちまち十分な寄付金が寄せられたのです。

21時間後に目標額を達成

パソコンで寄付サイトを見る女性

画像はイメージです

ニュージーランド南島のホスピスで人気者になっている猫のため、ウェブ上で募金活動が行われたところ、わずか21時間後に目標を上回る735NZドル(約6万4千円)が集まりました。

ホスピス・サウスカンタベリー(Hospice South Canterbury)は、猫のHeathが歯科治療を受けられるよう、600NZドルを目標に募金ページを開設していました。

さらにすばらしいことに、人々がこれほど猫を気遣っていることを知った地元のAorangi Vets動物病院が、無償で歯の治療をしてくれることになったのです。

同ホスピスのイベント・マーケティング・マネージャーKim Rogersさんは、多くの人々がHeathを大切に思ってくれていることに感動しています。

「Heathはとてもすばらしい猫で、みんなから愛されています。Heathの姿が見えないと、がっかりして1日中落ち込んでしまうほどです。患者さんやご家族にとって大切な存在なのです。お気に入りの患者さんをずっとベッドのそばで見守るほど、心やさしい猫です」

「愛する家族が終末治療のためホスピスに入ったときに、Heathは家族や入院患者の心に寄り添ってくれます。そんな姿を実際に目撃し、猫がくれた愛情に感謝している方々が、今回寄付してくれたのです」とKimさん。

獣医の歯科治療が必要に

獣医で歯科診察を受ける猫

画像はイメージです

彼女によると、Heathの歯の状態が悪化していることがわかったのは、関節炎の検診を受けに、動物病院を訪れたことがきっかけだったとか。

処方された薬を飲んでくれず、やがてまともに歩けないほど関節炎が悪化したため、再度獣医の診察を受けることになり、その際に月に1度の関節炎治療の注射を打つことと共に、歯の治療を進められました。

「獣医師に歯のクリーニングと治療も必要だと指摘され、費用は600NZドルかかるということでした。毎月100NZドルは猫のために確保していますが、600NZドルはこれを上回る高額です。ホスピスの予算の大部分は患者さんとご家族のために使われ、ほかに予備費はありません」と話すKimさん。

「ウェブ上で寄付のページを作ってみたらどうかと提案したスタッフがいたので、さっそくやってみることにしました。お昼の12時に開設したところ、最初の寄付が12時5分に届きました。その後どんどん寄せられて、目標額に達したのはあっという間でした」

人々の心を癒す特別な猫

高齢者の膝の上でくつろぐ猫

画像はイメージです

Heathは2022年、4歳のときにSPCA(動物虐待防止協会)から引き取られた猫でした。以前このホスピスで飼っていた猫のPatsyが亡くなり、その後継者としてやってきたのです。

ファンディング・マネージャーのAnn Brownさんは「Heathは特別な猫で、すぐに多くのファンを集めました」といいます。

「Heath宛ての感謝のカードは、これまでたくさん寄せられました。大きなスクラップブックに全部保管しています。最近いただいたカードには『Heathのことは忘れません。私の大事な人がホスピスに行ったその日からそばにいて、毎日彼女を笑顔にしてくれました。亡くなったときも隣にいてくれました。だからこの猫には感謝の印に、抱っことおやつをたっぷり与えました。本当に特別な猫です』と書かれています」

「亡くなった患者のための出棺式にも参列することがあります。それはそれは、本当に感動的です。きっとこの猫は、何が起きているかをしっかり理解しているのでしょう」というAnnさん。

Heathの歯科治療はまもなく始まります。募金活動で集まったお金は、今後の獣医療費に充てられる予定です。

出典:Beloved hospice cat’s care funded

関連記事

3匹の保護子猫がはじめての食事をした結果…思った以上に『豪快な食べっぷり』と食後の『まさかの光景』に「たまらなく可愛い」「咀嚼音最高」
猫が寂しかった時にする5つのサイン
猫が飼い主を舐めてくる時の理由とその気持ち
帰宅したら机の上でネコが……飼い主さんが恐怖を感じた『まさかの姿』が66万表示「急いで猫の服着たんだろうねw」「おっさんみたい」
草むらでさまよう『やせ細った野良猫』に手を差し出してみたら…涙あふれる『まさかの展開』に反響「本当に良かった」「ありがとう」

  1. 大谷翔平は6回3失点9勝目ならず 今季最多110球9奪三振の力投も 1回連続四球から先制献上、打線援護なく4回にはソロ被弾
  2. 【 片岡凜 】初夏のお出かけ撮「甘いもんでも食べにいこ」 フォロワー反応「食べに行く!」「一緒に歩きたい!」
  3. W杯ベスト16出揃う!ポルトガルVSスペイン、ブラジルVSノルウェー、アルゼンチンVSエジプト 激戦必至の好カードが続出【北中米大会】
  4. 「将来を悲観して殺そうと思った」母親(82)を介護施設から連れ出し殺害しようとしたか 長女(55)を殺人未遂の疑いで逮捕 群馬・前橋市
  5. 【 ALS闘病 】声優・津久井教生さん「この体調を崩しやすい時に気をつけたいのが睡眠不足なのです〜」「睡眠不足はジワジワ体に来ます〜」【ニャンちゅう】
  6. 夏の定番スポット「大磯ロングビーチ」きょう(4日)プール開き 熱中症対策を強化し“ミストスポット”設置
  7. フジモリ元大統領の長女ケイコ氏の当選 正式発表 ペルー大統領選挙の決選投票 相手候補の左派サンチェス氏陣営“選挙の不正”訴える
  8. 日本の緊急医療チーム 大地震発生のベネズエラへ出発 死者2600人超 チームは医師・看護師など42人で構成 約2週間医療支援などに当たる予定
  9. 安倍晋三元総理の生涯振り返った展示会開催 銃撃された際に使用していたマイクなども展示
  10. 「顎のあたりと手足をかまれ出血」散歩中の男性(20代)クマに襲われけが 命に別状なし 秋田・仙北市
  1. 【男性の更年期障害のリアル】「怒り」「イライラ」が止まらない 増す責任・下がる評価…“アラフィフ”40~50代男性を襲う“見えない不調”【news23】
  2. 人気拡大中の“ハイブリッド靴”「スニーファー」がウケるワケとは?【THE TIME,】
  3. アルゼンチン、延長戦の死闘制し16強入り!メッシの8試合連続ゴールで先制もカーボベルデに大苦戦【W杯北中米大会】
  4. カーボベルデ、アルゼンチンと延長戦の死闘の末敗れる 前回王者に2度も同点に追いつく大善戦【W杯北中米大会】
  5. 結婚した3人、独身は私だけ。それでも私が一番幸せだと思った理由
  6. 【 福山雅治 】〝武道館自撮り〟で肉体美「最強のメンバーは体調管理も最強」ライブ完遂に大感謝 8月ドームに思い馳せる
  7. 【速報】自衛隊・制服組トップが“異例”のXアカウント開設 現役統幕長のSNS開設は初
  8. 犬がもたらす幸せホルモン『オキシトシン』とは?愛犬と触れ合うことで得られる効果まで
  9. 『猫用ドア』を導入するメリット3つ より快適に過ごせる?取り付けるときの注意点まで
  10. 「顎のあたりと手足をかまれ出血」散歩中の男性(20代)クマに襲われけが 命に別状なし 秋田・仙北市
  11. 世界的歌手のテイラー・スウィフトさん NYで結婚パーティー 現地報道
  12. ファミリーマート「鹿児島県産 うなぎ蒲焼重」7/22 まで予約受付中◎ 4度タレ&炭火焼きの香ばしさで極上のうまさ☆ 行列に並ばず店舗受渡で 土用の丑の日 至福時間♪