自民党 両院議員懇談会を開催へ　石破総理“続投”表明も党内からは退陣求める意見が相次ぐ見通し

参議院選挙の敗北を受けて自民党はきょう午後、両院議員懇談会を開催します。続投を表明した石破総理に対し、選挙結果の責任を問う声や退陣を求める意見が相次ぐ見通しです。国会記者会館から中継です。

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早期の退陣や総裁選の実施を求める声に対し、石破総理が続投への理解を得られるような説明ができるかどうかが焦点です。

自民党ではきょう午後、参院選で落選した議員を含め、すべての国会議員が出席できる両院議員懇談会を開催します。およそ2時間の想定で、石破総理はアメリカとの関税交渉の合意を着実に実施することなどを理由に、続投への理解を求める考えです。

執行部も、参院選敗北の検証を行うプロジェクトチームを立ち上げ、来月中の総括を目指す考えを表明する方針です。

一方、党内からは、茂木前幹事長が自らのYouTube番組で「衆院選・都議選・参院選と3連敗で、スリーアウトチェンジ」だと退陣を求めたほか、旧安倍派幹部だった西村元経済産業大臣もSNSで総裁選の実施を主張するなど、包囲網を狭める動きが続いています。

懇談会で、執行部の責任の取り方について何かしらの言及があるのではとの見方がある一方、議決権がある「両院議員総会」を求める動きも続いていて、事態の収束は見通せない状況となっています。