犬が吠える本当の理由とは?今すぐできる『吠えのしつけ方法』をドッグトレーナーがご紹介
愛犬家の皆様。「ごはんが欲しいのかな?」「遊びたいのかな?」と吠える理由を考え、色々な対策を試してみたけど、吠えが止まらない…。そんな経験、ありませんか?実は、犬の吠えには“皆様からは見えていない理由”があるんです。本記事では、見落としがちな吠えの正体について。そしてその改善方法について今すぐ取り組めるものをご紹介。
犬が吠える理由

犬が吠える理由は、本当にさまざまです。
「ごはんが欲しい」「かまってほしい」「怖い」「相手を追い払いたい」など、感情や欲求の表現として吠えることは、ごく自然な行動でもあります。
そのため、犬が吠えたときには「やめなさい」と叱ったり、あるいは「どうしたの?」と優しくなだめたりする前に“なぜ吠えているのか?”という「理由」を見極めることが大切だとされています。
それ自体は間違っていません。でも、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
吠えの「理由」は本当にそれだけなのでしょうか?
皆さんが吠えのしつけに取り組まれるときこの様な方法で取り組まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
たとえば…
- 「ごはんが欲しいから吠えているんだな」と思ったら、すぐにあげる。
- 「なんでも答えるのはよくないから、落ち着いてからあげよう」と無視する。
- 「吠える前に準備しておこう」と先回りする。
こうした対応はすべて、「犬が何を欲しがっているか」を想像し吠える原因と向き合ってきたからこそ成立します。
でも、吠える理由に合わせて対策してみたけど吠えが止まらない…。だから皆さん困るのではないでしょうか?
実は犬が吠える理由は「感情」だけではないんです。多くのしつけ法では「犬が吠える理由」を表面だけで判断しがちなので、その“本質”まで見えていないんです。
確かに、犬は欲求を満たしたい、それを叶えるため吠えることもあります。でも、いつも何か目的があって吠えているわけではありません。
目的が引き金に“吠えること自体が快感になり止まらなくなる”というケースがあるのです。
吠えること自体が吠える理由?

犬が吠えているとき、脳内では「ドーパミン」などの快楽物質が分泌されます。これは人間でいうと、スマホを無意識に触っているときに近い状態。
つまり、犬にとっても「理由がなくても吠えることがやめられない」ことがあるのです。
こうなると、たとえ原因を取り除いたとしても、吠えは止まりません。本当の意味での吠えのしつけとは【吠えたくなる気持ち】をコントロールできるように育てる必要があります。
「吠えを止める練習」には“マテ”の練習が有効です。
吠えを止めるためには、まず犬が落ち着いて周囲を認識できる状態に戻してあげることが鍵となります。そのために使えるのが「マテ」というコマンドです。
吠え改善の鍵【マテ】

吠えている間、犬は人の言葉を理解したり、学習する余裕がありません。
吠えてほしくない、落ち着いてと伝えるためには、まず対象から距離を取り、こちらのコミュニケーションが伝わる程度の冷静さを養うことが必要です。
ここで『吠えないように吠える原因を避ければいいのでは?』と感じた方いらっしゃるかもしれません。
確かに吠えない状況を作ることで、吠えて止まらない、吠えにのめりこむ機会を減らすことができます。
しかしそれでは本来出るはずの吠えを止めて吠えなくなった、という段階と比べると雲泥の差があります。
吠える場面を避けても、避けられないときに出てくる吠えは避けようがない。いずれその可能性があるなら早い段階で吠える場面を避けず、落ち着く練習を積むこと。
ちょっとやそっとでは吠えない、どっしり構えられるメンタルを養ってあげた方がいいと私は考えます。
ではここから吠えで困っている人はもちろん、子犬でこれから吠えに備えたい人にもおすすめの練習方法、ごはん時のマテの教え方手順について解説したいと思ます。
ごはん時の「マテ」練習法

- 1.指示を出しやすいクレートやゲージに入れ指示を出しやすいようにリードを付ける。(犬の様子を確認できるように目を離しすぎないこと)
- 2.ごはんを用意する
- 3.犬が吠えたり興奮していたら、リードを使いおすわりや伏せなどの落ち着き安い姿勢を取らせる
- 4.2~3秒姿勢がキープできたら「マテ」を指示
- 5.ご飯を置くまでマテの指示をした位置から動かない。キープできていれば「よし」の合図でごはんをあげる
この練習はごはんというご褒美があるので犬にとって待つ理由を作りやすい。
そして、興奮しやすいご飯タイムで落ち着く練習をすることで他の場面でも落ち着きやすくなるスキルを養えます。
「我慢する」「吠えずに待つ」という感覚を自然と身につけさせてくれるのです。
吠えに悩む方も、これから備えたい方も。
吠えはただの「問題行動」ではなく、犬の心の状態や学習パターンの表れでもあります。
感情や環境の対処だけでは解決しきれない吠えにこそ、「マテ」を使った心の土台づくりを始めてみてください。
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