犬をおとなしくさせるために使える『便利アイテム』3つ 効果的な使い方からNG行為までご紹介
犬を散歩に連れていけないときや来客がいるときなどに、犬が騒いで困っていませんか?しつけをするのは難しいですが、犬がおとなしくなるアイテムがあります。今回は犬をおとなしくするためのアイテムを紹介します。
犬をおとなしくさせるために使える『便利アイテム』

1.おやつが入るおもちゃ
落ち着かない犬の気を引くにはやはりおやつが効果的です。おもちゃの中におやつを入れたらどの犬も取り出そうと必死になります。
知育玩具の種類は豊富で、一番単純なものはコングのように中におやつを入れて転がすと出てくるタイプです。
他にも容器の中におやつを入れてレバーを押すと出てくるもの、引き出しや穴におやつを入れて蓋をし、前足や口を使って取り出すタイプなど複雑なものがあります。
犬は嗅覚やおやつを取り出す方法を考えると疲れてくれるので、元気があり余っている犬をおとなしくさせるのにはピッタリです。
頭を使うことで自分で考える力や集中力が鍛えられ、落ち着きやすくなってしつけもしやすくなります。
ただし細かい部品が多いおもちゃは犬が誤飲してしまう危険性があるため、なるべく飼い主が見ているときに与えるようにしましょう。
2.長時間噛める硬いおやつ
犬のおやつにはヒマラヤチーズ、動物の骨や肉、ガムなど硬いものがあります。唾液と顎の力を使って長時間かけないと食べられないので、犬は夢中になって静かにしてくれます。
しかし硬すぎて犬の歯が欠けたり、少し小さくなったおやつを飲み込んで喉につまらせたりする危険性もあります。
また犬の体質によってはお腹を壊すこともあります。愛犬の大きさや体質を考えてそれぞれの犬に合ったおやつを与えてください。
3.ロープのおもちゃ
ロープのおもちゃは噛んだり引っ張りっ子したりできるので、好きな犬は多いです。ロープも長さは色々あるので、人の手を噛みやすい子犬と遊ぶときには長いものを使うと噛まれにくくなります。
多頭飼育であればロープを使って引っ張りっ子することもできます。同居犬と仲良くなるきっかけにもなるのでロープのおもちゃはおすすめです。
しかしロープがほつれると犬が飲み込む危険性があります。最初は犬に与えても大丈夫かどうか様子を見て、おもちゃが傷んできたら新しいものに替えるようにしましょう。
犬をおとなしくさせるには

犬が吠えたり騒いだりするのは体力が余っているから、怖いから、寂しいからといった理由が考えられます。このような問題行動を起こさないためにはストレスを溜めないことが大事です。
犬の祖先は狩りをして生活していたので、動くものを捕まえる、振り回すことを楽しく感じます。おもちゃを使って似たような動きをすると欲求を満たし、ストレスを解消してくれます。
しかしあまりにも飼い主と離れるのを不安がる、物を壊して仕方がないという場合は精神的に問題があるかもしれません。
訓練士に相談する、留守番をさせられないならばペットシッターや短時間のペットホテルを利用するといった対策をとりましょう。
まとめ

犬に満足できるおもちゃやおやつを与えたからといって、散歩に行かなくて良いわけではありません。
充分な運動はストレスの解消、問題行動の減少、肥満防止になります。犬と飼い主の関係だけでなく健康にも影響するので、毎日の散歩は必要です。
近年は異常気象で散歩がしづらい日が多くなっているので、屋根のあるドッグランや犬用プールなど犬が運動できる施設に連れて行ってあげてください。
家族以外の人や犬、知らない場所に接することで犬は怖いものが減っていきます。怖いものが減ると落ち着くようになり、騒ぐことも減っていくでしょう。
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