『猫がいる部屋』では絶対にやってはいけない4つのこと 愛猫を危険な目に合わせるダメ行為とは
猫は自由気ままで好奇心旺盛な動物です。その性格ゆえに、飼い主の何気ない行動が、実は猫にとって危険である場合があります。そこで今回は、猫がいる部屋で絶対にやってはいけない行為について詳しく解説します。愛猫の安全を守るために、ぜひ参考にしてください。
1.アロマオイルの使用

アロマオイルは人間にとってリラックス効果がありますが、猫にとっては猛毒となり得る危険なものです。
実は猫は、アロマオイルといった植物由来の成分を上手に分解できず、体内に蓄積されて中毒症状を引き起こすことがあるのです。とくに精油(エッセンシャルオイル)には要注意!
直接口にしなくても、アロマディフューザーを使用するだけでも空気中に成分が拡散され、猫が吸い込むことで健康被害が出る可能性も。
そのため猫がいる部屋では、アロマオイルの使用は避けるべきです。代わりに無香料の加湿器などを使うようにしましょう。
2.開けっぱなしの窓やベランダへの自由な出入り

猫は高いところが好きであるが故に、ベランダや窓からの落下事故が後を絶ちません。とくにマンションなどの高層階では、命に関わる重大事故につながります。
「猫だから高いところから落ちても平気でしょ?」と勘違いしている人もいますが、猫と言えど建物2階以上から落下すれば無傷では済まないでしょう。
網戸があるから安心と思っていても、猫の力で破ったり、押し開けたりすることもあるので窓を開けっぱなしにしたり、ベランダを開放したりするのは非常に危険です。
また万が一猫が外に出てしまうと、交通事故や感染症のリスクがグンと高まり、最悪命を落としかねません。
そのため窓やベランダには必ずロックをかけ、猫が自由に出入りできないように工夫しましょう。脱走防止用の柵やネットを設置するのも有効です。
3.人間用の薬や食品を放置する

人間にとっては無害で有益な薬や食品でも、猫にとっては致命的な毒となることがあります。
たとえばチョコレート、ネギ類、ニンニク、アルコールなどは猫にとって非常に危険な食品としても有名ですね。また鎮痛剤などの人間用の薬も、急性中毒を引き起こす可能性があります。
致死量は摂取するものによって異なりますが、人間よりも体が小さい猫は少量摂取しただけでも重篤な中毒症状があらわれる可能性も低くありません。
そのため、テーブルや棚の上に薬や食べ物を置きっぱなしにするのは絶対に避けましょう。
猫はジャンプして高い場所にも簡単に上れるため、引き出しに閉まっておくのがベストです。
4.ストレスを与える騒音や急な環境変化

猫は非常に繊細な動物で、環境の変化や騒音に敏感です。たとえば大音量の音楽・頻繁な引っ越し・コミュニケーション不足・来客の多さなどは、猫にとって大きなストレスとなります。
そしてストレスが続くと、食欲不振や体調不良、問題行動につながり、飼い主と猫の双方の幸せが奪われる事態になりかねません…。
そのため猫との生活のなかでは、なるべくストレスフリーな環境を整えましょう。騒音や環境変化に気を払うのはもちろん、猫が安心できる「隠れ場所」や「高い場所」を確保し、落ち着ける空間を作ることも大切です。
まとめ

猫と快適に暮らすためには、まずは飼い主が「猫の習性」を理解することが第一です。
今回紹介したような行為は、すべて猫の命や幸せな生活を脅かす行為。しかし猫は言葉で危険を訴えることができないため、飼い主が先回りして守るしかありません。
ぜひ愛猫との暮らしをより豊かにするためにも、日々の生活環境を見直し、安心できる空間を整えましょう。猫の命を守るのは、飼い主の責任であり、愛情の証ですから。
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