AIシンゴも発表会に登場! 「Women AI Initiative Japan」が“すべての女性のAI活用”に向けた3つのプログラムを始動

2025-09-23 08:05

今年5月に設立された一般社団法人Women AI Initiative Japan(ウィメン AI イニシアティブ ジャパン)が、9月18日に東京都内で戦略発表会を開催した。日本のすべての女性がAIを学び活用できる環境の実現に向けて生まれた同組織。当日は國本知里代表理事によるプレゼンテーションのほか、SUPER EIGHT・村上信五のAIアバター「AIシンゴ」がインタビュアーを務めるトークセッションも行われ、AIを活用した斬新な試みに会場は大いに盛り上がった。

「女性AIリーダー育成」から「すべての女性のAI活用」に活動を拡大

2023年に設立され、女性AI起業家育成アクセラプログラム「RAISE HER(レイズ ハー)」を通じて50名以上の女性起業・育成を支援してきたコミュニティを発展させる形で今年5月に一般社団法人として始動したWomen AI Initiative Japan(以下、WAIJ)。発表会の前半では代表理事を務める國本知里氏がプレゼンテーションを行い、同団体が掲げる「すべての女性がAIで、その先へ。」というミッションと「AI時代の働き方を再定義し、自律的に人生を選択できる社会へ。」というビジョンが発表。その上で同団体の設立目的である「なぜすべての女性に向けたAI活用普及が重要なのか」という点について説明があった。

経産省が発表した2040年の予測では、自動化の波を受けやすく女性比率の高い事務職に214万人の余剰人材が生まれるといい、一方でAIやロボティクスに関わるデジタル分野では326万人の人材不足が起こるという。こうした予測に対して國本氏は「多くの女性にとってキャリアチェンジが必要な時代に入ってきている」と話す。

さらに同氏は、WAIJが20代から50代の女性1116人を対象に行ったAI活用・学習に関する実態調査の結果をまとめた『女性AI人材白書2025』から幾つかの指標をピックアップして女性のAIの利用実態を解説。生成AIをどの程度利用しているかという質問では、約7割の女性から生成AIを使っていない、もしくは知らないという回答があり、利用されない背景として「AIに頼りすぎるのは危険」「AIに間違った判断をされそうで不安」「少し怖さや不気味さを感じる」「個人情報やプライバシーが心配」といったネガティブな印象があることが紹介された。

日本マイクロソフトとの提携、診断アプリの提供などをスタート

その他のデータも示しながら「多くの女性が生成AIを学ぶ上で出発点や指針を見失っている状況にある」と述べた國本氏は、「女性がAI時代に新しいスキルを得てキャリアを変えていくには、女性同士が学ぶ環境が必要」と語った上で、「AIの力で、私たちは女性の約10人に1人に、人生の選択肢を届ける」というWAIJのテーマを発表。AIへの代替可能性が高い職種に就く女性の3分の1に該当する約275万人を当初の支援層としつつ、「リスキリング&キャリア支援」「コミュニティ運営」「創業支援」「啓発活動」の4つを活動の柱にあげた。

続いて、具体的な取り組みとして、この日からスタートする3つのプロジェクトが発表された。

一つ目の「企業/団体連携・AIリスキリングプログラムの提供」では、第一弾パートナーとして生成AI活動普及協会、日本マイクロソフトと提携。前者との提携では、WAIJ女性メンバーへの「生成AIパスポート」試験対策オンライン講座の無償提供や受験料の割引を実施する。

一方、後者との提携ではマイクロソフト社が提供するプラットフォーム「Code; Without Barriers」とともに「Copilot Women AI実践リスキリングプログラム」を始動し、学びだけでなく実案件への参画など実践的な場を無償提供。修了者には共同発行のスキル認定バッジが与えられるといい、eラーニングとすることで「東京在住の方だけでなく、地方の方に対してもキャリア形成のサポートをしていきたい」と國本氏は語った。

二つ目の「企業の女性AIチャレンジ応援宣言の募集」では、女性がAIを学び、さらにキャリアに繋げるための環境整備に賛同する企業を募るプロジェクト「MIRAIa(ミライア)」をスタートする。既にソフトバンク、サイバーエージェント、日清食品ホールディングスら10社以上から先行して賛同があり、「賛同企業の数を百社、千社と増やし、女性たちにAIにチャレンジしてキャリアにつながっていく実感を持っていただきたい」と國本氏。

三つ目の「『わたしのAIライフスタイル診断』の提供」では、WAIJのLINE登録者に自分らしいAI活用のヒントが分かる女性向けの診断アプリを提供。こちらは「普段の生活で、働き方に影響あるものは?」「仕事の変化にどう対応してる?」など11の質問に選択肢を選んで答えることで、「マルチタスカー虎」「心地ワーク羊」など16タイプの結果が出るユーモアのある仕組みで、「家族や友達と情報をシェアしながら自分に合ったAIの活用法を知る第一歩にしていただきたい」と國本氏は話した。

村上信五のアバター、AIシンゴがインタビュアーに挑戦!

後半は、AIリスキリングに成功した3名の女性をゲストに招いたトークセッションを実施。さらに、アイドルグループ・SUPER EIGHTの村上信五をモデルにAIアバター「AIシンゴ」が特別ゲストとして登場し、國本氏とともにインタビュアーを務めた。

AIタレントがこうした場で司会役を務めるのはおそらく日本初ということで、「今日はな、ここにいるAIリスキリングに成功した女性と話しながら、どうやってAIを学んだのか、学んで良かったこと、そして私にもできそうって思えるヒントをたっぷりお届けするで」と本物の村上信五さながらの声と関西弁で話し始めると会場には驚きのどよめきが。そしてテレビでお馴染みの名司会者ぶりで女性たちのAIとの関わり方をばっちり聞き出していた。

なお、AIシンゴは先ほどWAIJの具体的取り組みとして紹介した「わたしのAIライフスタイル診断」にも、この日から1か月の期間限定でナビゲーターとして登場し、AIでキャリアチェンジを目指したい女性たちを応援する。

著しい人口減で女性のますますの活躍が求められる中、成長分野として活躍の幅が大きそうな生成AI業界に対して取り組みを活発化するWAIJ。AIを活用して自分にどんなチャンスがあるか知りたい女性はもちろん、AI活用に女性を参画させたいという企業も、課題解決の駆け込み寺として頼りにしてみてはいかがだろう。

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