討論本格化も…なぜ“独自色”薄い? 自民党総裁選・候補5人は慎重な出だし 見えにくい“違い”に「もっとカラー出して」の声も

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-09-23 18:58

「ポスト石破」を決める自民党総裁選。5人による論戦が始まったものの、各候補者、独自色を薄めた慎重な出だしとなっています。なぜなのでしょうか?

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本格論戦がスタートした自民党の総裁選。去年も出馬した5人の候補が物価高対策など経済対策を訴えますが…

小林鷹之 元経済安保担当大臣(50)
「総裁就任後に速やかに経済対策の指示は出します」

茂木敏充 前幹事長(69)
「物価高対策、早期に総合経済対策を立てて、補正予算でこの成立をしていきたい」

林芳正 官房長官(64)
「(石破総理から経済対策の)指示に向けての準備をということをすでに指示が出ております。これに従って、総裁・総理就任後には速やかに(経済対策の)指示を出したい」

高市早苗 前経済安保担当大臣(64)
「物価高対策には、もうこれスピード感が大事でございます」

小泉進次郎 農水大臣(44)
「速やかに経済対策の策定を指示し、そして、臨時国会では補正予算をかけていきたい」

揃って早期の経済対策を打ち出すと表明するものの、ほとんど違いが見えません。なぜなのでしょうか?

各候補者が“独自色”を薄め、慎重な出だしとなっている今回の総裁選。去年の総裁選では注目を浴びたものの、党での意見集約が難航し、結論が出せなかった「選択的夫婦別姓制度」についても…

茂木敏充 前幹事長
「結論を急ぐのではなくですね、しっかりと議論を重ねてですね、合意形成を図っていくことが大切」

高市早苗 前経済安保担当大臣
「もうこれ以上議論できんというぐらい時間をかけて、ここまで議論したんだから、ここを着地点にしよう、そういう形を打ち出していきたい」

小泉進次郎 農水大臣
「やはり国民的な理解。そしてまた、この与野党の中でのコンセンサス。この努力っていうのがさらに必要なのではないか」

結論を急がず、時間をかけて議論するとの意見が目立ちました。

また、野党が要求する「ガソリン暫定税率の廃止」では…

小林鷹之 元経済安保担当大臣
「速やかに廃止に向けて、与野党協議に臨むということであります」

林芳正 官房長官
「(野党との)協議を経てですね、年内、なるべく早く速やかに実施する」

揃って廃止を主張しました。

火花が散らない論戦に、ある陣営からはこんな声も。

ある陣営の議員
「今回の総裁選、全く論戦にならないね。盛り上がらず、つまらない」

衆参両院で少数与党となるなか、党の結束や今後の野党連携を意識して、“尖った政策”を訴えにくい状況にあるものとみられます。

午後は、党の地方議員や青年部などが質問に立つ討論会がおこなわれました。党の信頼回復のほか、若手や女性の登用など、幅広いテーマで意見が交わされました。5人の訴えは党員らにどう響いたのでしょうか?

自民党・茨城県連青年局長
「大体、皆さんご回答が同じような回答になってしまうところはやっぱりしょうがないと思うんですけども、もうちょっとカラーが出るようなお話も聞きたかった」

討論会に出席した高校生
「(自民党が)オワコン化してるって言われちゃったら、確かになとも思いますし、でもこれはその自民党だけの問題じゃなくて、もう少し野党も強くなんないといけないなって」

自民党・岐阜県連女性局員
「変わろうとしているのは事実だと思うんですけども、それを本当にしっかり伝えていかなければ、変わったことにはならないと思います」

こうしたなか、石破総理はきょう午前、国連総会に出席するためアメリカに出発しました。出国前、総裁選について問われ…

石破総理
「この1年間、政権に本当にともに汗をかき力を尽くして下さった方、そしてまた、基本的な政策を引き継いでくださる方、そういう方が結果として選ばれることがあればいいなというふうに思っております」

具体名こそ示さなかったものの、内閣の要として支えた林官房長官と緊急登板でコメ政策を担った小泉農林水産大臣が念頭にあるものとみられます。

5人はあすから永田町を離れて、東京・秋葉原など街頭での論戦にも臨みます。

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