犬に合った『食事用テーブル』の選び方5選 重視すべきポイントから使用するメリットまで解説
最近は、愛犬のごはんタイムに「食事用テーブル(フードスタンド)」を取り入れる飼い主さんも増えてきました。でも、「本当に必要?」「どんなものを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いかもしれません。この記事では、犬の体にやさしく、食事を快適にしてくれる食事用テーブルの選び方を5つのポイントに分けて解説します。
犬に合った食事用テーブルの選び方5選

食べやすさのカギは「自然な姿勢」。テーブルの高さは、犬が首を下げずにごはんを食べられる位置=胸の高さあたりが理想です。
首や背中に負担をかけないための基本ポイントをおさえていきましょう。
1.高さは“犬の胸あたり”が目安
テーブルの高さ選びで大切なのは、犬が首を無理に下げず自然な姿勢で食べられるかどうか。
目安は「前足を伸ばした姿勢で、首が無理なくお皿に届く高さ」。胸のあたりにくる高さを基準にすると失敗しにくいです。
2.安定感のある構造を選ぶ
軽すぎる素材や細い脚のテーブルは、犬の食事中に動いたり倒れたりして危険です。
底が広いもの、脚がしっかりしているもの、滑り止め付きなど、ぐらつきにくい設計を選びましょう。
3.お手入れしやすい素材を選ぶ
ごはんのこぼれや汚れを考慮して、サッと拭けて丸洗いできる素材が理想的です。
木製はおしゃれですが、吸水性があるとカビや雑菌の原因になることも。プラスチック、ステンレス、撥水加工された素材などが衛生的です。
4.愛犬の体格や年齢に合ったサイズ
小型犬と大型犬では、当然ながら適切なテーブルの大きさや高さも異なります。
また、関節に不安がある子やシニア犬には、傾斜付きややや低めのテーブルのほうが使いやすい場合も。ライフステージに合った選び方がポイントです。
5.食器との相性もしっかり確認
テーブル単体だけでなく、使用する食器とのフィット感も大切なチェックポイントです。
セット販売のものであれば問題ありませんが、手持ちの器を使う場合は、サイズや安定感、取り外しのしやすさなども確認しておきましょう。
犬に食事用テーブルを使うメリットとは?

「食べやすくなる」だけではなく、犬の体にやさしい効果や生活の質の向上にもつながるのがテーブルの魅力です。
ここでは、使用によって得られる具体的なメリットを紹介します。
首や腰への負担を軽減できる
床に置かれたお皿から食べる姿勢は、特に中型犬・大型犬、そしてシニア犬にとって首や腰に負担がかかりやすいもの。
テーブルで高さを調整すれば、犬が無理のない自然な姿勢で快適に食事できるようになります。
吐き戻し・誤嚥の予防にもつながる
前かがみの姿勢で食べると、食べ物が食道を逆流して吐き戻しの原因になることがあります。
適切な高さで食事をすると、食道がまっすぐ保たれ、飲み込みもスムーズになりやすくなります。
食器が安定し、食べやすくなる
テーブルに固定された食器はズレにくく、犬が食べやすくなるだけでなく、床への食べこぼしも減らせます。とくに滑りやすいフローリングのお家では効果的です。
こんな犬には特におすすめ!

すべての犬に絶対必要というわけではありませんが、以下のようなタイプの犬には特に食事用テーブルの導入がおすすめです。
シニア犬・関節に不安がある犬
床に置いた食器だと、前かがみの姿勢になり、足腰に負担がかかりやすくなります。
テーブルで高さを調整すれば、関節や筋肉への負担を軽減でき、より楽に食事ができるようになります。
食べこぼしが多い・早食いしやすい犬
テーブルで姿勢が安定することで、早食いの予防にもつながります。落ち着いてゆっくり食べる習慣がつきやすくなり、食べこぼしの軽減にも効果的です。
まとめ

犬用の食事用テーブルは、食べやすさ・体へのやさしさ・衛生面まで考慮された便利なアイテムです。
高さや安定性、素材やサイズ感など、ポイントを押さえて選ぶことで、愛犬にとってより快適で安全な食事時間をサポートできます。とくにシニア犬や関節が気になる子には、ぜひ今日から取り入れてみてください。
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