三井住友海上 プリンセス駅伝初優勝!2区西山が4人抜きでトップ、5区樺沢が引き離す盤石な布陣

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2025-10-19 15:25
三井住友海上 プリンセス駅伝初優勝!2区西山が4人抜きでトップ、5区樺沢が引き離す盤石な布陣

■プリンセス駅伝(19日、福岡県・宗像ユリックス発着点、6区間42.195km)

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女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝(第44回全日本実業団対抗女子駅伝、11月24日・宮城県・仙台開催)の予選会であるプリンセス駅伝が19日に行われ、三井住友海上が初優勝、2区の西山未奈美(25)が区間賞の走りで5位から4人抜きでトップへ、5区の樺沢和佳奈(26)が2位のスターツを引き離して独走、チームをプリンセス駅伝初優勝に導いた。

上位16チームにクイーンズ駅伝の出場権が与えられるプリンセス駅伝、今大会は昨季、エントリー後に欠場を表明した九電工が、10月からの社名変更により“クラフティア”として初めて実業団主催大会に出場。コモディイイダが2年ぶりのプリンセス駅伝となり、全31チームが出場した。

スタート時の気温は21℃、湿度81%、やや湿度が高くなった。レース展開を左右する1区7.0km、最初の1㎞は3分20秒とスローペースで集団走となった。2㎞付近で日立のルーキー・中川千愛(19)がレースを引っ張り、去年優勝したユニクロの後藤夢(25)、2位の三井住友海上のルーキー・永長里緒(23)は中団で様子を見ていた。

4.2㎞でペースが上がると、東京世界陸上女子マラソン7位入賞の小林香菜(24)を5区にエントリーした大塚製薬の真也加J有里(24)が集団から遅れ始めた。4.5㎞で日立の中川と天満屋の𠮷薗栞(26)の2人が抜け出した。残り1㎞で日立の中川がスパート、吉薗も懸命についていったが表情を変えずに走り切った中川が区間賞を獲得した。

1位は日立、2位にダイハツ、3位に天満屋、去年優勝のユニクロは後藤が遅れて17位、大塚製薬は18位となった。ワコールはゴール前で坂尻有花(25)が脱水症状となり、フラフラになりながら何とかタスキを繋いだ。

最短距離となった2区3.6km、スタート直後に天満屋・平島美来(25)がトップに立ったのが、5位でタスキを受けた三井住友海上の西山未奈美(25)がスピードを見せつけて4人抜きでトップ、さらに2位の天満屋に20秒の差をつけてタスキリレーとなった。

1区で出遅れたユニクロは奥本菜瑠海(19)が4人を抜いて13位とクイーンズ駅伝出場圏内にチームを引き上げた。大塚製薬は19位と遅れた。

最長距離のエース区間の3区10.7km、トップの三井住友海上は兼友良夏(24)、2位の天満屋は女子マラソン日本記録保持者の前田穂南(29)が登場、スタート直後、2区でルーキーの穗岐山芽衣(19)が5人抜きで4位に順位をあげてきたシスメックス、3区の尾崎光(21)が天満屋の前田を抜いて2位に上がった。

それでも4.3㎞付近で天満屋の前田はシスメックスの尾崎を抜き返して2位。5㎞でスターツの伊澤菜々花(34)が10人抜きで一気に4位、そして、ユニクロの川口桃佳(25)が8人抜きで5位まで上がってきた。

スターツの伊澤は2021年12月に一度引退し、昨季現役復帰した。そして、去年のプリンセス駅伝1区では区間賞を獲得、ベテランの走りは今年も健在、中盤を過ぎてもスピードは落ちず、2位の天満屋の前田を7㎞付近で捉えて12人抜き、さらにトップの三井住友海上の兼友との差も7秒差。

前半からスピードに乗った走りを見せていた伊澤は後半でもスタミナは落ちずに8.6㎞付近で兼友の後ろに付くと、並走せずに前に出て13人抜き。兼友もしっかり後ろに付いていった。

残り500mで後ろについていた兼友が前に出てスパート、それでも伊澤が付いていき、さらにスピードを上げてスパート、会心の走りでスターツの伊澤が13人抜きのトップでタスキリレー、ユニクロは9人抜きで4位、大塚製薬はクイーンズ出場圏外の17位、16位まで1秒差となった。

インターナショナル区間の4区3.8km、2位でタスキをもらった三井住友海上のT.カマウ(25)がスターツのW.エスター(22)を抜きトップ。大塚製薬は20位で東京世界陸上女子マラソン7位入賞の小林香菜(24)にタスキが渡った。

5区10.4km、トップの三井住友海上はパリオリンピック™5000m代表の樺沢和佳奈(26)が登場、序盤はスターツ・西川真由(28)と並走する形となった。20位でタスキを受けた大塚製薬の小林は1.5㎞付近で3人を抜き17位。6.4㎞で16位のクラフティアの唐沢ゆり(29)との差は5秒。

7㎞でクラフティアの唐沢を捉えて、クイーンズ出場圏内の16位にチームを上げた。さらに8㎞過ぎには一気に2人を抜き14位、苦しそうな表情を浮かべた小林はダイハツの松田瑞生(30)に迫ったが届かず、それでも小林は6人抜き、区間2位の走りでチームをクイーンズ出場圏内でアンカーにタスキを託した。

トップ争いは中盤で三井住友海上の樺沢がスターツの西川を引き離して独走状態、区間賞の走りで最後は笑顔を見せて、アンカーの松田杏奈(31)の肩を叩いて送り出した。

独走となった三井住友海上の松田は落ち着いた走りで独走、そのままフィニッシュテープを切り、三井住友海上がプリンセス駅伝初優勝を果たした。

2区区間賞の西山は「最初、突っ込まないようにっていうのはすごい言われていたので落ち着いて入って、走れたと思います」

3区でスターツの伊澤と激走を見せた兼友は「伊澤選手に最後負けてしまって、そこはすごい悔しいですし、クイーンズ駅伝でもう一度頑張ってトップの選手と戦えるように準備していきたい」とリベンジを誓った。

最後まで熾烈な戦いとなったクイーンズ駅伝出場圏内の16位争い、アンカーへのタスキリレーでは16位が日立、17位が1秒差で愛媛銀行、18位が12秒差でニトリとなった。2.3㎞付近で創部10年目でクイーンズ駅伝初出場を狙う愛媛銀行の窪美咲(24)が前に出ると、追いついてきたニトリの炭谷綺乃(23)が負けじと前に出た。この2人の戦いから少し遅れたのが日立の光恒悠里(27)、徐々に差が開いてしまった。

5.4㎞付近で愛媛銀行の窪が抜け出し、そのままフィニッシュテープに飛び込んだ。愛媛銀行は創部10年目で悲願のクイーンズ駅伝初出場、17位はニトリ、わずか20秒届かなかった。12位にはノーリツが入り、8年ぶりにクイーンズに帰ってきた。

【プリンセス駅伝結果】※16位までクイーンズ駅伝の出場権

優勝:三井住友海上
2位:スターツ
3位:天満屋
4位:京セラ
5位:シスメックス
6位:ユニクロ
7位:ルートインホテルズ
8位:ユニバーサルエンターテインメント
9位:豊田自動織機
10位:大塚製薬京セラ
11位:肥後銀行
12位:ノーリツ
13位:東京メトロ
14位:ダイハツ
15位:クラフティア
16位:愛媛銀行
クイーンズ出場権獲得************
17位:ニトリ
18位:デンソー
19位:日立
20位:キャノン
21位:メモリード
22位:十八親和銀行
23位:ベアーズ
24位:センコー
25位:コモディイイダ
26位:ダイソー
27位:TOTO
28位:ワコール
29位:埼玉医科大学G
30位:鹿児島銀行
31位:新日本住設G

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