人気拡大「進化系ヨーグルト」…もっちり濃厚“絞るタイプ”や“おかず系”も【THE TIME,】

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2025-10-30 07:07
人気拡大「進化系ヨーグルト」…もっちり濃厚“絞るタイプ”や“おかず系”も【THE TIME,】

米の高騰などにより、朝食の「米の代替」としても注目される「ヨーグルト」。その進化は凄まじく、“醤油とネギ”で食べるものまで登場しています。

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“もっちり”人気で出荷数「10倍以上」

『Jミルク』(東京・千代田区)の調査では、2024年11月~25年1月の冬の3か月で「ヨーグルトの消費量」は10%アップ(前年同月比)。

一般社団法人Jミルク 専務理事 渡辺 裕一郎さん:
「インフルエンザの流行が2024年は過去最高レベルだったこともあり、ヨーグルトの“免疫力・抵抗力を高める”という機能が注目された」

寒い季節にも人気が高まる「ヨーグルト」。
そこで、400種類以上を食してきた専門家に最新のトレンドを教えてもらいました。

ヨーグルト研究家・阿部花映さん:
「これまでは機能性での差別化が主流だったが、最近は“食感”にこだわったヨーグルトが出てきて“もっちり系”が人気」

阿部さんが「もっちりと言えばコレ。ほかのヨーグルトにはなかなかない」とおススメなのは、岩手発の「プレミアム湯田ヨーグルト」(YUDAミルク/800g・970円)

THE TIME,マーケティング部 坂ノ上 茜部員:
「すくっただけで“もっちり感”がわかる。もっちり濃厚なんだけど、甘すぎずスッキリとした味わい」

市販のヨーグルトの多くが「粉乳」を使用するのに対し、湯田ヨーグルトは、100%岩手県産「生乳」を使用。それを低温でじっくり長時間発酵することで、独特のもっちり食感になるのだといいます。

出荷数はここ3年で「約10倍以上」と大人気で、10月からは「のむ湯田ヨーグルト」(1000ml・538円/500ml・322円)も登場しています。

坂ノ上部員:
「濃厚だけど、すごくスッキリしていてほんのり甘さもあって飲みやすい」

「絞りだせるほどの」もっちりさ

ヨーグルト研究家の阿部さんが「もはやクリーム。衝撃でしばらく言葉がでない」と推すのは、9月に発売された「カスピ海ヨーグルト リッチモ プレーン」(フジッコ/900g・1026円)

口栓付きパウチ入りで、まるで濃厚なクリームのように“絞りだせるほどのもっちりさ”が特徴です。

坂ノ上部員:
「ぎゅーっと押さないと出てこないくらい。ホントにモッチモチで酸味も少なくて生クリームのような舌触り。すごくなめらかな食感でかなり食べ応えがある」

北海道産の生乳で作られた生クリームを配合し、ミルクの甘味で「無糖なのにまるでスイーツを食べているような」味わい。そのまま食べるだけではなく、生クリームの代用としてもオススメです。

「絵本のような」ヨーグルト

専門家が注目するのは“もっちり”だけではありません。

ヨーグルト研究家・阿部花映さん:
「これまでは舌だけで味わっていたけど、“食べる前から楽しめる”ヨーグルト」

それは、“絵本を読むように楽しんで味わってほしい”という思いから生まれた「物語のあるヨーグルト」(古谷乳業×面白法人カヤック)

蜂蜜の甘さと香りを持つ「ぐうたら蜜バチ」(400g・289円)と、無糖で生乳100%のコクと甘みを味わえる「冬の入道雲」(400g・300円)の2種類が販売されています。※希望小売価格

パッケージは可愛い絵本のようなデザインで、内側のふたには<あらすじ>の文字とともに…

<村の外れに二匹のキツネが住んでいました。ある冬の日、ミルクの香りに誘われて進むと…(中略)雲をすくって口にしてみるとふんわりとした食感に…>

と、ヨーグルトの味わいを絵本の世界観で表現した物語が描かれています。

坂ノ上部員:
「冬の入道雲、口に入れた瞬間はフワッとするけど食べ進めると軽くてサッパリ。物語に合ったヨーグルトの味になっていてすごく面白くて新しい」

醤油&ネギと食べる「おかず系」

「夕食のおかずの一品になるような“おかず系”」と阿部さんが推すのは、10月に四国限定で発売された「とうふ感覚ヨーグルト YOFU」(明治/100g・160円)。

坂ノ上部員:
「硬めだけど、すごく口当たりがまろやかで“絹ごし豆腐”みたい」

甘さがなく酸味が少ないため、醤油&ネギで冷奴のように食べることもできちゃうのですが、一体なぜ“豆腐風”に?

『明治』発酵マーケティング部・松本博史さん:
「群雄割拠なヨーグルトの中で、違うシーン・ジャンル。新しいところを開拓することで他社との差別化をはかって、ヨーグルトの幅をもっともっと広げることができる」

(THE TIME,2025年10月28日放送より)

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