誤飲しやすいと言われている犬の特徴5選 予防する方法はあるの?飲み込んでしまった場合の応急処置まで

2025-11-14 20:00

犬の『誤飲』は最悪の場合、命をも脅かすほど危険なもの。この記事では、誤飲をしやすいと言われる犬の特徴と予防法、飲み込んでしまった場合の応急処置までを幅広くお伝えします。

誤飲しやすいと言われている犬の特徴5選 

ゴミ箱を漁るダックスフンド

誤飲をしやすいと言われている犬には共通する特徴があります。犬の誤飲は死に至る場合もあるほど危険なもの。予防法もご紹介しますので、これまで以上に注意を払うようにしましょう。

1.子犬(1歳未満)

好奇心旺盛で何でも口に入れて遊んでしまう子犬は、やはり誤飲のリスクが高いといえます。ペット保険のアニコム損害保険株式会社の調査によると『1歳未満の犬は、1歳以上の犬と比較して、異物誤飲で病院を受診するリスクが約4倍高い』という結果が公表されています。

子犬の誤飲予防としては「マテ」や「ちょうだい」などのトレーニングを継続することはもちろん、室内の整理整頓を徹底し、キッチンなど危険な場所には立ち入ることができないよう対策を施すことが求められます。

2.老犬

一般的に犬は7歳を過ぎるとシニアに分類されます。年を重ねるとわたしたちと同じように、犬も嗅覚や視覚が衰えてきます。すると、食べ物と間違えて異物を飲み込んでしまう恐れがあります。

老犬の誤飲予防としては、異物が落ちていないかのこまめな確認はもちろん、空腹から誤飲をしてしまわぬように食事回数を増やすといった工夫が有効です。補足ですが、老犬は嚥下機能も衰えているため、ごはんをしっかり飲み込んだかどうかの確認もしてあげると安心です。

3.しつけがされていない犬

しつけがされていない、または不十分な犬はゴミ箱を漁るなどの問題行動をしがちです。「してはいけない」との認識がないため、何度でも繰り返します。ですから、異物を食べてしまうリスクも格段に高まります。

予防法としては『しつけをする』この一点に尽きるでしょう。愛犬を守るためにも誤飲のトレーニングはしっかり行ってください。

4.好奇心旺盛な犬

何にでも興味を持つ好奇心旺盛な犬も誤飲しやすいと言って差し支えはないでしょう。家の中だけではなく、散歩中にも道端のゴミなどに興味を示すことも。

好奇心旺盛な性格は持って生まれた気質もありますが、一定の犬種によく見られる特徴でもあります。ゴールデンレトリバーやビーグル、ジャックラッセルテリアといったやんちゃで活発な犬種は、運動量が足りないと拾い食いなどの問題行動へと繋がる場合も。

何でも口に入れて確かめる動作は繰り返すとクセになります。『ちょうだい』のコマンドで口から出せるようトレーニングが必要でしょう。

5.ストレスが多い犬

犬はストレスから誤飲をすることもあります。問題行動で鬱積した気持ちを解消しようとします。家具を齧ったり、留守番中に破壊行動をする中で、口にしてはいけないものを飲み込んでしまう恐れがあります。

この場合、ストレスの根本原因を解決しない限り問題行動は収まりません。飼い主さんが対処することは難しいことも多いため、専門医に相談することをおすすめします。

知っておこう!飲み込んでしまった場合の応急処置

診察台に乗るシーズー

誤飲しやすい犬の特徴をお伝えしましたが、誤飲のリスクをゼロにすることはなかなか難しいもの。もし愛犬が何かを飲み込んでしまったら、どう対処すればよいのでしょうか。

愛犬が誤飲した場面を目撃すると『吐かせなければ』ということが頭をよぎるでしょう。しかし自己判断で吐かせるとかえって逆効果になる場合もあります。まずは冷静に『なにを・どれくらい』誤飲したかを確認し、愛犬を無理に動かさないようにしてください。

ここまで応急処置をし、動物病院へ連絡します。その後は獣医師の指示に従い適切な処置を施してもらいます。

飼い主さんがパニックになってはいけません。獣医師も飼い主さんの正確な情報提供によりスムーズに処置に取り掛かることができます。慌てる気持ちは分かりますが、冷静を保つことを心がけましょう。

まとめ

テーブルに前足を乗せるトイプードル

今回は、誤飲しやすいと言われている犬の特徴についてご紹介しました。当てはまらない場合でも、誤飲は時に愛犬の命を奪う恐ろしい結果を招くこともあります。

お伝えした予防法や対処法を参考に、危険なものは手が届かない場所に片付けて、誤飲させないようにするのが効果的です。

関連記事

『赤ちゃん2人産んだっけ?』ベッドで寝転ぶ赤ちゃん→隣で犬が…まさかの『シンクロ』に3万いいね「頼もしいベビーシッター」「幸せすぎる」
犬がお腹を見せるポーズは服従心ではなかった?!
赤ちゃんと犬の日常を撮影→まるで『本当の兄妹』のように…微笑ましすぎる光景に反響「なんて可愛いの」「仲良しで癒される」と4万再生
ママの妊娠を支えた2匹の犬→『出産後、赤ちゃんと仲良くなれるか』心配していたら…尊すぎる『はじめまして』が12万再生「素敵」「優しい」
大型犬と一緒に『動物園に行ってみた』結果→猛獣を見た瞬間に…まるで子供のようなリアクションが97万再生「へっぴり腰ww」「可愛すぎる」

  1. 今川焼?大判焼き?回転焼き?“あの和菓子”はなんと呼ぶ? 大規模調査で呼び方勢力図マップが完成!?【Nスタ解説】
  2. 【 ちゃんみな 】体調不良で出演をキャンセル 「申し訳ありません 早く回復する様努めます」
  3. 「率直に困った」スペイン豚肉輸入停止でスーパー困惑 生ハムピンチも…豚肉じゃない!代替〇〇生ハムに注目【Nスタ解説】
  4. りくりゅうペアが3季ぶりファイナル制覇!フリー自己新で三浦は涙、大接戦制しミラノ五輪へ弾み【GPファイナル】
  5. 【 西山茉希 】カニの身を豪快に絞り出す「おしゃべりせっかちクック」 “西山食堂” 快調運転「まずは年末まで駆け抜けよう!」
  6. 駐日韓国大使 日韓関係「安定を取り戻した」日中関係では「仲裁の役割を果たすことになる」
  7. 【 ののちゃん 】大きな石にチャレンジ「びくともしません」 公演先の博多でひーちゃんと思い出
  8. 旧統一教会の敗訴確定…「テレビ番組で名誉毀損」と教団が読売テレビと紀藤正樹弁護士を訴えた裁判 最高裁が上告を受理しない決定
  9. 大阪大学の坂口志文・特別栄誉教授がストックホルム到着 ノーベル生理学・医学賞に選出 10日の授賞式までに様々な行事に出席予定
  10. 【 中川翔子 】“ホラー好き”が双子に遺伝「すごく興奮してるように見えた。血を引いている」母になって “殺人鬼とも素手で闘ってやる”
  1. 同僚の日本人女性(58)の顔や首を刃物で刺したか 中国籍の男(39)を逮捕 女性は死亡…事件当時は面談中か 千葉・いすみ市
  2. 【速報】川崎市のリサイクル工場で火事 現在も延焼中 逃げ遅れなし
  3. 動機は…彼女に会いたくて? 静岡・伊豆の国の病院から逃走・確保された島田健太郎被告(54) 病院には置き手紙も 静岡県警は謝罪
  4. 「クラウンRSに乗りたい気持ちが抑えきれなかった」 車窃盗容疑で逮捕の男 東京・足立区の盗難車による死傷ひき逃げ事件 死傷者は14人に 警視庁
  5. 中国軍などが100隻超の艦船を東アジア海域に展開 過去最大規模・・・高市総理答弁や台湾の発表背景か 中国は「法に則って活動」
  6. 勾留中の被告(54)が7階窓から逃走…逃げた状況が明らかに その後、静岡・三島市内で確保 伊豆の国市の病院で警察官監視のなか
  7. 「仕事などで溜まったストレスを解消するため」神奈川県警栄署の20代男性巡査を撮影処罰法違反の疑いで書類送検 神奈川県警は男性巡査を減給処分 巡査はきょう付で退職
  8. 年末年始の血糖値スパイクに要注意【忘年会シーズンで糖尿病リスク急増】
  9. 当せん者は誰?7億円宝くじ無効まで約1か月…宝くじ売り場には「WANTED」の文字も
  10. フリーアナウンサーの女性をSNSで脅迫した疑い 女(30代)を書類送検 写真集の上に包丁を置いた写真など投稿 警視庁
  11. 0歳から投資可能に!? 政府与党が検討進める「こども向けNISA」 月5000円投資するといくら貯まる?【Nスタ解説】
  12. 中国軍や海警局が100隻超の艦船展開と報道 「法に則って活動」中国外務省が主張