独自【 兒玉遥 】 躁うつ病と闘った730日を明かす 「過去の自分を正解にしていく」

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-11-16 12:01
独自【 兒玉遥 】 躁うつ病と闘った730日を明かす 「過去の自分を正解にしていく」

「ゲームオーバーって感じがあったんですよ。絶望って感じでした」と、TBSの単独取材で振り返る俳優・兒玉遥さん。
芸能界で華々しく活躍していた彼女の心は、一方で苦しみ続けていたのです。

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15歳でHKT48に所属し、現在は俳優として活躍する兒玉さんが、自身が経験した、躁うつ病との闘いを赤裸々に綴った自叙伝『1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日』を今年9月に発売。

今回の取材で兒玉さんは、アイドル時代、自叙伝出版の思い、そして家族への感謝の気持ちを語りました。

兒玉さんが最初に異変を感じたのは2014年頃。
「夜眠れなくなったという症状が初期症状だったのかなと思っていて、たくさんいろんなこと考えてしまったり、次の日のことだとか、不安だとか、あとはアイデアがたくさん生まれちゃって寝られない日々が続いていた」と語ります。
また、インタビューなどでコミュニケーションが取れなくなり、握手会では笑顔で対応できず涙することもあったそうです。

続けて「メンバーだとかスタッフさんが『はるっぴの様子がおかしい』と気づいていて、『早く休ませてください』だとか、スタッフさんが『病院に行ったら』と勧めてくれて、私は絶対行きたくないって思っていたんですけど、半ば強制連行のような形で連れて行かれました」と振り返りました。

当時HKT48でセンターに選ばれるなど順風満帆に思えた兒玉さんでしたが、双極性障害(躁うつ病)と診断され、2017年2月に休養を発表。

病院で躁うつ病と診断されたことについて「びっくりしましたね。自分が躁うつ病になるはずないって思っていたんですよ。すごいパーソナリティも元気だし、楽しく明るく過ごせるタイプだと思っていたので」と話しました。

しかし、”躁うつ病”と診断されたことで、「心が楽になった。自分の能力が低くてできないってわけじゃなくて、病気だからできなかったんだって思えたのは良かった」と感じる一方で、「最初は焦りもあって絶対休みたくないって思っていました。休むという選択肢がなかったのと、休んでしまうと自分の居場所がなくなっちゃうという不安がすごくあった」と兒玉さんは打ち明けます。

2017年4月、2か月の休養を経て復帰した兒玉さんですが「自分的には完全に治っていないなって分かりながらも、仕事をやっていくうちに元気になるだろう、ちょっとずつペースをつかめるだろうって思っていた」と振り返りました。

しかし復帰後も苦しみは続き、「メンバーのみんながすごい気を使って接してくれるのとか、迷惑かけて申し訳ないって気持ちになっちゃいます」と当時の心境を吐露しました。

2017年12月に兒玉さんは再び休養。「2回目はかなりもうゲームオーバーって感じがあったんです。絶望って感じでした。アイドルをもうできないって思いましたし、本当に頑張る気力が全くない状態だった」と語り、休養中は「欲とかが全てなくなっちゃいますし、楽しいって思えてたことが全然楽しいと思えなくなっちゃうので、毎日に希望がないって感じなんです。明日が来ても来なくてもいいやという精神状態で、もう自宅で天井を見ているだけの日々」と当時を振り返ります。

休養中の兒玉さんを支えたのは、いつも味方でいてくれた母親でした。
そんな兒玉さんの母親は、医師から「感情をほとんど出せなくなったうつの症状から、今私たちがいるこちら側の世界に戻って来られる人は3割程度。その中でも元のように元気になれる人は1割程度です」と告げられていたそうです。

このことを知った兒玉さんは「母がこんなことを聞かされていたんだっていうので、子どもながらに、親にこんな気持ちにさせるなんてみたいなことを思いました」と言い、インタビュー中に涙を見せる場面もありました。

休養し、症状が改善した兒玉さんは医師と相談し、それまでできなかったことに挑戦することに。それは長年の夢だった語学留学。「留学していた学校で話してくれる海外の方は私のことなんてもちろん知らないし、本当に友達として接してくれるんですよね。そういった時間が新鮮だった」と振り返ります。

また、休養前に事務所移籍の話があったことを明かし、「私が休んだことで白紙になっているかと思ったんですよね。だけど、まだその事務所さんが声をかけてくださって、もう1回チャンスがあるんだったら復帰しようって思いました」と語りました。

俳優として新たな一歩を踏み出した兒玉さんは、2021年3月に躁うつ病と診断されていたことを公表。

そして29歳の誕生日を迎えた今年9月19日、兒玉さんは自叙伝を出版。「実際に自分が躁うつ病にかかって、想像以上に社会復帰するのが大変な病気だなって気づきました」と話し、「誰かが公表しやすくなったりとか、一歩踏み出したりしやすくなるんだったら、この本を出す意味があるのかなって思いました」と本を出版した理由を告白。

躁うつ病と闘う中で、兒玉さんはあることに気づかされたそうです。「すごく自分の悩みが大きくなってしまって、そこができないと自分を責めてしまうような性格だったんですけど、もっといい意味で何でもしていいし、どんな生き方でも責められることはないって思うとすごく心が楽になりました」と語ります。

当時の自分に伝えたいことについて「休みなさいと伝えたいです。寝られない日々が続くっていうのが一番しんどかったので、ゆっくり睡眠でもできれば頭の中がクリアになると思うんですよ。休むって結構、勇気ある選択だと思うんですよね。特に社会に出てからだとより休みづらくなると思うので、1日2日休むだけでもかなり自分を取り戻せると思う」と話しました。

これまでの道のりを兒玉さんは「間違えながら進んできたなっていう。たくさん失敗もしたし、あの時の選択は間違っていたなってことも今気づいたらたくさんあるんですけど、でも過去って変えられないので、自分が持っている経験だとか、失敗したこともこうやって強みに変えていくしかない。」と振り返り、今は「『過去の自分を正解にしていくしかない』って気持ちでいる」と、強い気持ちを打ち明けました。

【担当:芸能情報ステーション】

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